パース技法を駆使してダイナミックに表現した 川村賢一写真展「パースペクティブと写真表現」

川村賢一さんの写真展「パースペクティブと写真表現」が、2023年5月12日より開催される。

川村賢一写真展「パースペクティブと写真表現」
© 川村賢一

 

パースペクティブ (線的遠近法) を強く意識しながら撮影した写真展。建物や街並みを中心に、8種類のパース技法で撮影した作品を展示する。

一級建築士でもある川村さんは、50年にわたって写真とパースペクティブについて関わり、考察してきた。「必要に応じてパースペクティブをしっかり表現することで、写真の持つ力が増幅されると感じています」と話す。

会場には、パースの基本を解説したパネルと解説ガイドファイルも用意する。「理解と興味が多少でも深まり、話のきっかけを作ることができれば幸いです」と川村さん。

会期中には、川村さんが出展作品を解説するギャラリートークも開催。撮影テクニックの幅を広げたい人は、きっと参考になるはずだ。

川村賢一写真展「パースペクティブと写真表現」

会期 2023年5月12日 (金) ~18日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン東京 スペース2
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト1F フジフイルム スクエア内
時間 10:00〜19:00 (最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)

ギャラリートーク

2023年5月13日 (土)・15日 (月)・17日 (水) 各日13:00より約30分間。参加費無料、予約不要。

 

 

川村賢一 (かわむら けんいち)

1948年、東京生まれ。英国王立写真協会正会員、写真歴50年。大学ではモダンアート活動。一級建築士として日本および英国にて4つの設計事務所勤務を経て独立。設計業務の傍ら写真活動を行っている。