大西みつぐさんの写真展「町の灯りを恋ふる頃 -WONDERLAND 1970s-」が、2023年5月17日より開催される。
大西さんが「町」を撮り始めた1970年代の東京の記録。本展では、大西さんが当時制作した8×10サイズのモノクロプリントをそのまま展示する。
「稚拙な写真技術しか持ち得ていなかった私が気まぐれに焼いたプリント。お世辞にもヴィンテージ・プリントなどと呼べるものではない」と大西さん。写真家へのスタートラインが見え隠れする、大西さんの原点ともいえる作品が並ぶ。
会期中の5月20日には、大西さんのトークイベントを開催。雑誌『写真』編集長の村上仁一さんをゲストに迎え、緩く語り合う。
大西みつぐ写真展「町の灯りを恋ふる頃」-WONDERLAND 1970s-
会期 2023年5月17日 (水) 〜6月3日 (土)
会場 Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery
住所 東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル405
時間 15:00〜21:00 (最終日は18:00まで)
休館日 日曜・月曜・火曜
入場料 無料
問い合わせ Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery (TEL 03-3862-1780)
トークイベント「路上の身振り、写真家の矜持」
日時 2023年5月20日 (土) 17:00〜18:00
参加費 500円 (税込)
出演 大西みつぐ、村上仁一 (雑誌『写真』編集長)
大西みつぐ (Mitsugu Ohnishi)
1952年、東京深川生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1970年代より東京下町や湾岸の人と風景、日本の懐かしい町を撮り続けている。写真集・著書に『下町純情カメラ』『遠い夏』『wonderland』『川の流れる町で』など。1985年『河口の町』で第22回太陽賞、1993年『遠い夏』ほかにより第18回木村伊兵衛写真賞、平成5年江戸川区文化奨励賞、2017年日本写真協会賞作家賞を受賞。2017年、自主映画監督作品『小名木川物語』を公開。東京造形大学、武蔵野美術大学、関東学院大学、大阪芸術大学などで非常勤講師・客員教授を歴任。現在、日本写真家協会会員、日本写真協会会員、ニッコールクラブアドバイザー、東京綜合写真専門学校特別講師、酒田市土門拳文化賞選考委員。
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