シャボン玉と地球の姿を重ねて環境保全を語りかける 松下幸司写真展「水の星」

松下幸司さんの写真展「水の星」が、2023年6月1日より開催される。

松下幸司写真展「水の星」

 

子どもたちが遊ぶシャボン玉を見て、その美しさと儚さに魅了され撮影をしてきた松下さん。シャボン玉は、水の星である地球のようにも見えるという。

シャボン玉は空気中のチリやホコリとぶつかって壊れるが、それは地球の大気汚染や隕石落下に重なると松下さんは話す。また、水分が蒸発して壊れることは地球温暖化を、膜の一部に穴が開いて壊れることは、オゾン層の破壊によるオゾンホールの発生を彷彿とさせる。

本展は、SDGs「環境」をテーマとした「東京写真月間2023」の企画展として、シャボン玉を使用して銀河系の星を表現した作品を展示する。シャボン玉の美しさ・神秘・強さ・儚さを地球の姿に重ね合わせ、環境保全の大切さを伝える。

会期中のみ、新たに撮り下ろした動画作品「水の星」(6分57秒、オリジナル曲 : 虹色の宇宙) をYouTubeで限定公開。会場に設置されるQRコードより視聴できる。

【東京写真月間2023】SDGs「環境」: 松下幸司写真展「水の星」

会期 2023年6月1日 (木) ~7月4日 (火)
会場 キヤノンオープンギャラリー1
住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー2F
時間 10:00〜17:30
休館日 日曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリーS (TEL 03-6719-9021)

 

 

松下幸司 (Koji Matsushita)

1961年、香川県高松市生まれ。大阪芸術大学短期大学部デザイン美術科グラフィック専攻卒業後、東京・麻布スタジオにて基礎を学ぶ。写真家を目指し帰省後、1999年にTEXNEを設立。2001年から定期的に個展「虹の宇宙」を開催。日本広告写真家協会 (APA) 正会員、日本写真協会 (PSJ) 正会員。
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