小林弘雄さんと和田浩さんの写真展「M monochrom×SL2-Sの視点」が、2023年7月18日より開催される。
長きにわたり鉄道を撮り続けてきた小林さんと和田さん。本展では、ライカのカメラで撮影したモノクロとカラーの作品を展示する。
色のない世界とカラフルな世界。それぞれが異なる視点で鉄道に向き合い、感性に響いた景色を丁寧に撮影した。2つの表現方法で捉えた鉄道写真を楽しめる写真展だ。
小林弘雄&和田浩写真展「M monochrom×SL2-Sの視点」
会期 2023年7月18日 (火) 〜23日 (日)
会場 ピクトリコ ショップ&ギャラリー
住所 東京都墨田区横網1-2-16 東誠ビル5F
時間 11:00〜18:00 (日曜は17:00まで)
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ ピクトリコ ショップ&ギャラリー (TEL 03-6658-5823)
小林弘雄
1966年生まれ。奈良市在住。1980年代後半、大学時代は国鉄解体直後の北海道の原野へ引きこもり。卒業後の1990年代は、中国大陸を中心に世界各地に残された現役蒸気機関車の「最後の10年」に立ち会う。現役蒸機が消え去った2000年代以降、目線を足元に移して近くにも夢中になれるものを発見。心に響く、将来に残したい車両、鉄道風景をテーマに撮影に取り組んでいる。鉄道雑誌に寄稿多数。主な写真集に『Far Whistles 遙かなる汽笛』『パノラマ☆ファンタジー』(和田浩共著) など。
和田 浩
1965年、奈良市生まれ。奈良市在住、奈良市勤務。学生時代は雄大な鉄道風景を求め、北海道へ通い詰める。1988年、中国・桂林にて広大な国土をゆく蒸機に魅せられ、海外蒸機撮影を始める。1995年、中国西安市人民政府に業務で派遣される。滞在中は急速に変貌する現代中国の生活様式や街並み撮影に取り組む。帰国後は内外を問わず、生活の中の鉄道風景をライフワークとし、撮影機材の選定にもこだわりを持ち、途切れることなく精力的に撮り続け現在に至る。