2023年は、『昆虫記』で知られる博物学者 ジャン・アンリ・ファーブルの生誕200年にあたります。それを記念して、昆虫の魅力を再発見する写真展「今森光彦の地球昆虫紀行」が、2023年7月28日より開催されます。
昆虫の驚異的な姿を芸術性豊かに捉えた写真集『昆虫4億年の旅』で第28回土門拳賞を受賞し、日本を代表する自然写真家として活躍している今森さん。琵琶湖を望む田園にアトリエを構え、里山の風景とそこに集まる昆虫や生き物を撮影し続けています。
本展では、今森さんの作品を通して昆虫の不思議な世界を紹介するとともに、里山に棲む昆虫の生息環境や、今森さんが取り組んでいる里山の再生活動にも着目します。さらに、切り絵作家でもある今森さんが手がけた立体昆虫切り紙作品も展示。さまざまな角度から昆虫の魅力に迫ります。
会期中には、トークイベントなども開催。夏休みに家族で楽しめる写真展です。
ジャン・アンリ・ファーブル生誕200年記念「今森光彦の地球昆虫紀行」
会期 2023年7月28日 (金) ~8月24日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン東京 スペース1・2・3・ミニギャラリー
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト1F フジフイルム スクエア内
時間 10:00〜19:00 (最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ フジフイルム スクエア (TEL 03-6271-3350)
今森光彦 ギャラリートーク
日時
① 7月29日 (土) 13:30~14:00「昆虫写真について」
② 7月30日 (日) 11:00~11:30「昆虫・自然との関わり」
申し込み 不要
特典 今森さんの特製切り紙作品ポストカードをプレゼント
今森光彦 アーティストトーク「地球昆虫紀行」
日時 8月11日 (金・祝) 13:30~14:30
会場 フジフイルム スクエア 2F特設会場
定員 先着100名
申し込み 電話 (TEL 03-6271-3350) または写真展会場にて
特典 今森さんの特製切り紙作品ポストカードをプレゼント
来館記念「切り紙で昆虫を作ってみよう!」
会場にて今森さんへのメッセージ記入で、特製切り紙図案をプレゼント。
今森光彦 (Mitsuhiko Imamori)
1954年、滋賀県大津市生まれ。写真を独学で学び、1980年代からフリーランスとして活躍。以後、琵琶湖を望む田園にアトリエを構え、自然と人との関わりを「里山」という概念で追う一方で、世界各国を訪ね、熱帯雨林から砂漠まで広く取材。第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第48回毎日出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など受賞多数。写真集に『里山物語』『湖辺』『今森光彦・昆虫記』『今森光彦フィールドノート 里山』『オーレリアンの庭』など、写真文集に『萌木の国』『藍い宇宙』『里山を歩こう』『わたしの庭』など著書多数。写真展にあわせて、写真集『スカラベ』『里山―生命の小宇宙』(クレヴィス) を出版。
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