清水哲朗さんの写真展「トウキョウカラス」が、2023年9月14日より開催されます。
清水さんは20代のころ、東京の渋谷などで約8年にわたりカラスの生態を追い続けました。そして2020年、四半世紀お蔵入りにしていたこれらの写真をまとめた写真展「トウキョウカラス」を開催。コロナ禍でライフワークのモンゴル取材はおろか国内取材にも行けない時期でしたが、写真展が好評を博したことで、写真家としてすべきことを再確認したといいます。
清水さんはその後、自宅から徒歩で「トウキョウカラス」現代版の撮影に全精力を傾けました。モノクロフィルムで捉えた前作に対し、今回はデジタルカメラの機能を最大限に生かしたカラー作品です。撮影に200日以上を費やしてカラスの生態に迫り、舞台である東京の街も記録しました。カラスの姿を通して東京の今が見えてきます。
清水哲朗写真展「トウキョウカラス」
会期 2023年9月14日 (木) ~25日 (月)
会場 OM SYSTEM GALLERY
住所 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F OM SYSTEM PLAZA内
時間 10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
休館日 火曜・水曜
入場料 無料
問い合わせ OM SYSTEM GALLERY (TEL 03-5909-0190)
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清水哲朗 (Testuro Shimizu)
1975年、神奈川県横浜市生まれ。日本写真芸術専門学校卒業後、写真家・竹内敏信氏の助手を務め、23歳でフリーランスに。1997年よりライフワークとしているモンゴルでは独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメントまで幅広く撮影。主な出版物に、写真集『CHANGE』『New Type』、写真絵本『モンゴル』、フォトエッセー『うまたび -モンゴルを20年間取材した写真家の記録-』『モンゴリアンチョップ』など。主な受賞暦に、第1回名取洋之助写真賞、2014日本写真協会賞新人賞、2016さがみはら写真新人奨励賞。公益社団法人日本写真家協会会員。
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