鬼子母神堂の本堂で史上初の写真展、御会式の躍動を伝える熊切大輔写真展「遠雷」

熊切大輔さんの写真展「遠雷」が、2024年10月1日より開催されます。

熊切大輔写真展「遠雷」

■展示作品ギャラリー (タップ/クリックで拡大します)

 

東京・雑司ヶ谷にある鬼子母神堂には、江戸時代から続く伝統的な行事「御会式」があります。毎年10月、華やかな枝垂れ桜で飾られた万灯とともに太鼓を鳴らしながら練り歩く勇壮なこの行事を見るために、全国から多くの人々が集まります。

地元民として「御会式」を長く楽しみ、撮影を続けてきた熊切さん。今回、史上初となる鬼子母神堂の本堂での写真展開催が実現しました。リズミカルな太鼓の音に揺れる纏や万灯の姿、生き生きとした人々の表情を捉えた作品約30点を展示します。

2024年の「御会式」は、10月16日~18日に開催予定。それに先がけて、雑司が谷の街一帯を包む行事の空気感や高揚感を本展で体感してください。

熊切大輔写真展「遠雷」

会期 2024年10月1日 (火) ~10日 (木)
会場 鬼子母神堂 本堂
住所 東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
時間 9:00~17:00
休館日 会期中無休
入場料 無料

 

 

熊切大輔 (Daisuke Kumakiri)

東京生まれ。東京工芸大学短期大学部を卒業後、夕刊紙『日刊ゲンダイ』写真部に入社。その後フリーランスの写真家として独立。雑誌や広告などでドキュメンタリー・ポートレート・食・舞台など「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影する。作品はさまざまなテーマ、アプローチをもってスナップ写真で「東京の今」を切り撮り続けている。2023年5月、公益社団法人日本写真家協会会長に就任。写真界の発展のため改革や新たな挑戦を始めている。写真コンテストの審査や写真講師なども務めており、学生への写真指導など未来の写真家の育成にも力を入れている。公益社団法人日本写真家協会 会長、日本大学芸術学部写真学科 客員教授。
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