松任谷由実さんと佐藤健寿さんが復興応援のために全面協力「写真展 能登 20240101」開催

2024年1月1日に発生した能登半島地震の状況を広く発信し、復興を応援するための「写真展 能登 20240101」が石川県と東京都による合同で、2024年11月12日(火)から開催されています。東京会場を皮切りに、金沢・大阪でも順次開催予定です。

「現地に行けないが、佐藤さんの写真を通してそれを追体験することができると思う」 と話した松任谷由実さんと写真家・佐藤健寿さん

 

本プロジェクトは、能登半島地震後に現地を訪れた石川県観光ブランドプロデューサーの松任谷由実さんが震災の跡を目にし、この光景を忘れてはいけないと強く思ったことがきっかけです。その後、松任谷さんが写真家の佐藤健寿さんと石川県にお声がけをし、さらに東京都も連携するかたちで写真展の開催に至りました。

東京会場を見学した松任谷さんは、時折涙ぐむ姿も見せ、「見る人が、自分のこととして引き寄せられるような記録を取っておくべきだと思った」「能登を忘れないっていうことは、どういう世界に自分が属しているかを忘れないということ」と語りました 。

東京会場では、佐藤さんが撮影した1万枚以上の写真の中から、能登半島の今を伝えるおよそ120枚の写真を展示。佐藤さんは「それぞれみなさんが何を思うのか、何かを感じてほしい」とコメントしています。

珠洲市にある見附島を見渡す、恋人の聖地として人気のシンボル「えんむすびーち」の鐘

「写真展 能登 20240101 」 開催に向けた松任谷さんと佐藤さんからのメッセージ

 

松任谷さんは、復興の応援のためにチャリティシングル「acacia[アカシア]」「春よ、来い(Nina Kraviz Remix)」も制作。「復興を応援したい 、そして多くの人に能登の美しい風景を覚えていて欲しい」という思いが込められたこの楽曲やミュージックビデオは写真展会場で視聴できます。

さらに、ニッポン放送「 松任谷由実のオールナイトニッポン GOLD」では、佐藤健寿さん、北陸放送の上坂典子さんをゲストに招いた公開収録を行いました。この様子は、11月15日(金)にオンエアされ、石川県能登半島とのつながりや、今回の写真展開催への思いが語られます。

東京会場「写真展 能登 20240101 -316days later-」

会期 2024年11月12日(火)~12月25日 (水)
会場 SusHi Tech Square 1F Space
住所 東京都千代田区丸の内3丁目8-3
時間 11:00〜21:00 (平日、最終入場は20:30)10:00〜19:00(土休日、最終入場は18:30)
休館日 月曜日
入場料 無料

金沢会場「写真展 能登 20240101 -374days later-」

会期 2025年1月9日 (木)~1月19日 (日)
会場 石川県政記念しいのき迎賓館 ギャラリーB
住所 石川県金沢市広坂2丁目1-1
時間 10:00〜18:00
休館日 会期中無休
入場料 無料

大阪会場「写真展 能登 20240101 -390days later-」

会期 2025年1月25日(土)~2月2日(日)
会場 KITTE大阪2F @JP Cafe
住所 大阪府大阪市北区梅田3丁目2-2
時間 11:00〜20:00
休館日 会期中無休
入場料 無料

「写真展 能登 20240101 」公式ホームページ

https://noto20240101.tourism-alljapanandtokyo.org/

 

松任谷由実 (Yumi Matsutoya)

シンガーソングライター/石川県観光プロデューサー
1972年、荒井由実としてデビュー。2022年に50周年を迎えた。ユーミンの愛称で親しまれ、「ひこうき雲」「Hello, my friend」「春よ、来い」など、数々の名曲を生み出す。これまでにオリジナルアルバム39作品をリリース。2022年、文化功労者に選出された。名実共に日本を代表する女性アーティストとして活躍を続けている。
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佐藤健寿 (Kenji Sato)

写真家。『奇界遺産』シリーズは写真集として異例のベストセラーに。ほか著書に『世界 』『 PYRAMIDEN 』 、『CARGO CULT』など多数。写真展は過去、ライカギャラリー東京/京都、高知県立美術館、山口県立美術館、群馬県立館林美術館などで開催。「佐藤健寿展 奇界/世界」は全国6 箇所で13万人を動員した。
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