須藤絢乃さんの写真展「MISSING」が、2024年12月22日まで開催されています。
須藤さんは、行方不明の少女たちに自ら扮した「幻影 Gespenster」を2014年に発表しました。彼女たちが生きていた時の輝きをセルフポートレートで表現したそのシリーズは、2014年度キヤノン写真新世紀グランプリを受賞しています。
「幻影 Gespenster」から10年後の今年、須藤さんが新たに取り組んだのは「鬼が栖むか蛇が栖むか」と題したセルフポートレート作品です。今回は、さまざまな時代のアイコニックな存在であったものの、現在は消息不明となっている女性たちに扮しました。
「やっぱり、気になってしまうのは、居なくなってしまった人たちの事であった」と須藤さん。当時の限られた情報から彼女たちの輪郭を捉え、象徴する装いを纏い、克明に写し出しました。本展では、9名の女性たちに扮した作品を展示します。
須藤絢乃展「MISSING」
会期 2024年11月30日 (土) 〜12月22日 (日)
会場 MEM
住所 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F
時間 13:00〜19:00 (12月20日の観覧は17:30まで)
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ MEM (TEL 03-6459-3205)
トークイベント
日時 12月20日 (金) 18:30〜
会場 MEM
登壇者 椹木野衣、須藤絢乃
定員 20名
参加費 1,200円
備考 ライブ配信あり (参加費は会場観覧と同額)
※アーカイブ視聴は2025年1月31日まで
申し込み WEBサイトより
https://mem-inc.jp/2024/10/27/sudo2024/