菅原一剛さんの写真展「北海道」が、2025年6月20日より開催されます。
菅原さんは札幌に生まれ、2歳まで過ごしました。北海道の記憶はほとんどないものの、「常にどこかで、北海道は特別な場所という思いが自分のなかにあって、引力のようにはたらきかけてくる」といいます。
本展では、菅原さんが故郷を探すような気持ちで見続け、撮影した北海道の風景を展示します。日高山脈を望む開拓の地で、人と自然が交わる静かな瞬間を写真に収めました。
作品は、特別な調合によるウェットコロディオングラスプリントと、インクジェットプリントで制作。古典技法と現代の技術を融合させることで、光と時間の重なりが繊細に描き出されています。
菅原一剛写真展「北海道」
<東京>
会期 2025年6月20日 (金) 〜9月14日 (日)
会場 ライカギャラリー東京、ライカプロフェッショナルストア東京
住所 東京都中央区銀座6-4-1 ライカ銀座店2F
時間 11:00〜19:00
休館日
ライカギャラリー東京 : 月曜
ライカプロフェッショナルストア東京 : 日曜・月曜
入場料 無料
問い合わせ ライカ銀座店 (TEL 03-6215-7070)
<京都>
会期 2025年6月21日 (土) 〜9月14日 (日)
会場 ライカギャラリー京都
住所 京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2F
時間 11:00〜19:00
休館日 月曜・7月17日 (木)
入場料 無料
問い合わせ ライカ京都店 (TEL 075-532-0320)
※状況により会期・時間が変更になる場合があります。
菅原一剛 (Ichigo Sugawara)
1960年生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒。早崎治氏に師事後、フランスにて写真家として活動を開始。1996年に撮影監督を務めた映画『青い魚』は、ベルリン国際映画祭にて上映される。 2005年、ニューヨークのPace/MacGill Galleryにて開催された「Made In The Shade」展にロバート・フランク氏と共に参加。同年、アニメ『蟲師』のオープニングディレクターを務めるなど活動は多岐に渡る。2023年、植物分類学者・牧野富太郎博士の植物標本写真を作品とした写真集『MAKINO 植物の肖像』(北隆館) を刊行し、高知県立牧野植物園にて企画展を開催。2024年、写真集『DUST MY BROOM 2』(赤々舎) を刊行し、韓国にて個展を開催。大阪芸術大学客員教授。
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