空の上から“鳥の目”で東京を見よう! 吉永陽一写真展「東京ぐるぐる」

吉永陽一さんの写真展「東京ぐるぐる」が、2025年10月31日より開催されます。

吉永陽一写真展「東京ぐるぐる」

 

吉永さんの新刊写真集『東京ぐるぐる』(ふげん社) が、10月22日に発売されました。2010年から2025年までの15年にわたって、東京の都市部を上空から撮影した作品103点が収められています。その刊行を記念して開催される本展では、収録作品から約30点を厳選して展示します。

吉永さんは、2010年にホームタウンである渋谷を上空から撮影して以来、渋谷駅・品川駅・東京駅・新宿駅を拠点とした空撮鉄道写真に取り組み、「空鉄 (そらてつ)」と呼ばれる独自の世界を切り開きました。現在はドローンによる空撮が一般的になってきましたが、吉永さんの空撮は、セスナやヘリコプターに搭乗して撮影するスタイル。鉄道と街と人が交わる日常のワンシーンを、非日常的な鳥の視点で捉え続けています。

15年の間に変遷してきた東京の都市風景、そこに生きる人々の息づかいを、地上からではわからない “鳥の目” で楽しんでください。会期中には、ギャラリートークや古今亭駒治さんによる鉄道落語会も開催されます。

吉永陽一写真展「東京ぐるぐる」

会期 2025年10月31日 (金) 〜11月23日 (日)
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12
時間 12:00〜19:00 (土曜・日曜は18:00まで)
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ コミュニケーションギャラリーふげん社 (TEL 03-6264-3665)

ギャラリートーク

日時 2023年11月16日 (日) 14:00〜15:30
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
出演 吉永陽一、皆川典久 (東京スリバチ学会)
参加費 1,000円 (税込)
備考 オンライン配信あり (参加費は会場観覧と同額)
※アーカイブ視聴可能期間は2025年12月21日 (日) まで
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/251116talk/

古今亭駒治の鉄道落語会

日時 2025年11月22日 (土) 19:30〜
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
出演 古今亭駒治、吉永陽一 (ゲスト)
参加費 会場観覧 2,500円、オンライン配信 2,000円 (いずれも税込)
※アーカイブ視聴可能期間は2025年11月25日 (火) まで
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/251122komaji/

ギャラリーガイドツアー

日時 2025年11月8日 (土) 14:00〜14:30
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
解説者 吉永陽一、関根 史 (ギャラリーディレクター)
参加費 無料
申し込み 不要

 

吉永陽一 (Yoichi Yoshinaga)

1977年、東京都渋谷区生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て、2004年からフリーランスとして空撮のキャリアを積む。以降、鉄道と人々の生活をテーマに、小型機 (セスナ) やヘリコプターから撮影した作品を制作している。主な受賞歴に、PX3 Architecture / Cityscape部門 銅賞 (2024年)、IPA Professional Architecture, Aerial / Drone部門 3位 (2024年)。主な著作に、『空鉄 鉄道鳥瞰物語』『空鉄の世界』『空鉄 諸国鉄道空撮記』『秘境駅への旅』『東京ぐるぐる』。日本写真家協会 (JPS) 正会員、日本鉄道写真作家協会 (JRPS) 会員。
→ WEBサイト
→ X
→ Facebook
→ Instagram