高橋直暉さんの写真展「いのち 〜不語成友 語らず友となる〜」が、2025年11月29日より開催されます。

写真家であり、僧侶でもある高橋さん。僧侶として、かつて高野山で過ごした日々は、静かでありながらも厳しいものでした。そこに生きる鳥や昆虫たちの無垢な姿に自らの境遇を重ねるうち、彼らの存在そのものが言葉なきメッセージを宿しているように思えたと高橋さんは言います。「語らずとも、確かに心が通う瞬間があった」。
その静かな対話の記憶を切り取り、厳しさの中で見出した「いのち」のあり方を表現したのが本作です。7月にアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催した写真展の作品から厳選した約25点を、大判プリントで展示します。
会期中には、高橋さんのギャラリートークも開催。12月6日は写真家の岡本洋子さんをゲストに迎えてのクロストーク、12月20日は作品解説となります。
高橋直暉写真展「いのち 〜不語成友 語らず友となる〜」
会期 2025年11月29日 (土) 〜12月22日 (月)
会場 Leofoto GALLERY (レオフォトギャラリー)
住所 埼玉県川口市西川口3-33-29 NWビル2F Leofoto / Summit Creative ショールーム内
時間 10:00〜18:00
休館日 火曜・水曜
入場料 無料
問い合わせ Leofoto / Summit Creative ショールーム (TEL 048-446-7669)
ギャラリートーク
高橋直暉&岡本洋子 クロストーク
日時 2025年12月6日 (土) 14:00〜
登壇者 高橋直暉、岡本洋子 (写真家)
参加費 無料
申し込み 不要
作品解説
日時 2025年12月20日 (土) 14:00〜
登壇者 高橋直暉
参加費 無料
申し込み 不要
高橋直暉 (Naoki Takahashi)
1998年、福島県福島市生まれ。幼少期より昆虫を飼育・観察しているうちに生きている美しさを感じ、それをありのままに記録するため写真を始める。2017年、日本大学芸術学部写真学科入学。2020年から大学を一旦休学し修行の道へ入る。2021年3月に高野山専修学院を卒業してからは「僧侶」としての自分、「写真家」としての自分を大切にし、「いのち」をテーマに日々撮影を続けている。高野山真言宗金剛峯寺 奥之院勤務を経て、現在、準別格本山 奥羽高野山極楽寺 副住職。
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