幡野広志×鎌倉の小学生8人の写真展「のとのなつやすみ」が、2025年12月18日より開催されます。

2024年の東アジア文化都市であった石川県からバトンを引き継いだ東アジア文化都市2025鎌倉市の連動企画として開催される本展。写真家の幡野広志さんと神奈川県鎌倉市在住の小学生8人が、石川県の能登半島を訪れて撮影した作品を展示します。
能登半島地震の発生から、もうすぐ2年。報道される “被災地の能登” をイメージしているであろう子どもたちに対して、幡野さんは「見たものを撮ろう」と何度も話したたそうです。「そうしないと自分がイメージする能登を探して、答え合わせをするように写真を撮ってしまうからだ」。
子どもたちが撮影した写真には、能登の人々の穏やかな表情が写っていました。「能登は間違いなく大変な状況だ。だけど悲しみにくれているわけじゃない」と幡野さん。「ぜひ能登に訪れてほしい。この写真展が能登を訪れるきっかけになれますように」。それぞれの視点で捉えた、能登の今を伝えます。

会期中の12月19日には、幡野さんのトークイベントとレセプションパーティーを開催。トークイベントでは、TVプロデューサーの河瀬大作さんをゲストに迎えて語り合います。
幡野広志×鎌倉の小学生8人の写真展「のとのなつやすみ」
会期 2025年12月18日 (木) ~2026年1月11日 (日)
会場 GR SPACE TOKYO
住所 東京都渋谷区神宮前6-16-19 原宿WATビル102
時間 11:30~19:00 (カフェメニューラストオーダー 18:30)
休館日 火曜・水曜・祝日・12月30日~1月7日
入場料 無料
問い合わせ GR SPACE TOKYO (TEL 0570-081996)
トークイベント&レセプションパーティー
いずれも申し込みはWEBサイトより.
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/community/grspace_tokyo/gallery/20251218/
トークイベント
日時 2025年12月19日 (金) 18:00~19:00
会場 GR SPACE TOKYO
登壇者 河瀬大作 (TVプロデューサー)、幡野広志
定員 椅子席30名 (立ち見は自由)
レセプションパーティー
日時 2025年12月19日 (金) 19:15~20:30
会場 GR SPACE TOKYO
幡野広志 (Hiroshi Hatano)
1983年、東京生まれ。写真家。2004年、日本写真芸術専門学校をあっさり中退。2010年から広告写真家に師事。2011年、独立し結婚する。2016年に長男が誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm) など、写真についての誤解を解き、写真のハードルを下げるための活動も精力的に実施している。最新著書『ポケットにカメラをいれて』(ポプラ社)。
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