ワーナー・ビショフが見つめた戦後の世界と日本 ─ 東京と京都で写真展を同時開催「ビショフの見た戦後 ~普遍たるもの~」「ビショフが見た京都」

ワーナー・ビショフ写真展が、ライカギャラリー東京とライカギャラリー京都で同時開催されます。

ワーナー・ビショフ写真展「ビショフの見た戦後 ~普遍たるもの~」
ライカギャラリー東京 展示作品より

 

スイス人写真家のワーナー・ビショフ氏 (1916〜1954年) は、戦後ヨーロッパの荒廃とそこに生きる人々の底力を捉え、フォトジャーナリズムの発展に大きく寄与しました。1949年に国際的な写真家集団 マグナム・フォトへ加入してからは日本、インド、朝鮮戦争など世界の現場に身を置き、普遍的な人間像を静かに鋭く写し出しています。

1951年にはマグナム・フォトの企画として占領下の日本を訪れ、約1年間にわたって京都と東京で若い男女を取材。復興へ向かう日本の姿と、揺るぎなく守られた京都の伝統文化に深く心を動かされたといいます。

ワーナー・ビショフ写真展「ビショフが見た京都」
ライカギャラリー京都 展示作品より

今回の写真展では、ビショフが見つめた世界と日本を2つの会場で紹介します。ライカギャラリー東京では「ビショフの見た戦後 ~普遍たるもの~」と題し、国や文化を超えて私たちの感情へ響く “永遠の価値” が刻まれた作品を展示。ライカギャラリー京都では「ビショフが見た京都」と題し、占領下の京都に息づいていた光と静けさを伝えます。

なお、ライカギャラリー表参道でも写真展「ワーナー・ビショフの昭和 ~日本が日本でなかったあの頃~」が3月3日まで開催中です。

ワーナー・ビショフ写真展「ビショフの見た戦後 ~普遍たるもの~」

会期 2026年1月16日 (金) 〜4月19日 (日)
会場 ライカギャラリー東京
住所 東京都中央区銀座6-4-1 ライカ銀座店2F
時間 11:00〜19:00
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ ライカ銀座店 (TEL 03-6215-7070)

ワーナー・ビショフ写真展「ビショフが見た京都」

会期 2026年1月17日 (土) 〜4月19日 (日)
会場 ライカギャラリー京都
住所 京都市東山区祇園町南側570-120 ライカ京都店2F
時間 11:00〜19:00
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ ライカ京都店 (TEL 075-532-0320)

※状況により会期・時間が変更になる場合があります。

 

ワーナー・ビショフ (Werner Bischof)

1916年、チューリッヒに生まれる。画家を目指すが、美術学校で写真を学んだことから、主にスタジオやファッション写真を手がけるようになる。第二次世界大戦の取材を契機に報道写真に転向。欧米の雑誌で多くの秀作を発表し、国際的な評価を受ける。1949年、マグナム・フォト参画。1951年から52年にかけての10か月、日本に滞在。20歳を迎える世界の若者を取材するマグナムの企画「ジェネレーションX」を手がけるほか、占領下の日本における伝統とアメリカの影響を撮影。日本を拠点に沖縄や朝鮮戦争も取材。1954年、ペルーのアンデス山脈で取材中、ジープが転落し死亡。