大阪・釜ヶ崎で出会った人々を写した 元田敬三写真展「SHORT HOPE」

元田敬三さんの写真展「SHORT HOPE」が、2026年3月6日より開催されます。

元田敬三個展「SHORT HOPE」

 

元田さんは1997年、路上で出会った人々の写真とエッセイを大阪新聞に1年間連載しました。それが現在に続く制作スタイルの源となっています。東京で長く作品制作を続けてきた元田さんが、約30年ぶりに原点とも言える大阪で撮影したのが本作。2022年から2024年にかけて、大阪市西成区北部にある日雇い労働者の街 (ドヤ街) をモノクロフィルムでスナップした作品です。

「釜ヶ崎」や「あいりん地区」と呼ばれるその街で、元田さんはいつも静かに存在を消すようにじっとしながら、心を動かされた瞬間にシャッターを押しました。「釜ヶ崎に来ると毎回故郷に帰ってきた様な懐かしい気持ちの中にいることができた」といいます。

タバコの火が消えるまでの時間のように短い人生の中で、その余暇を楽しみながら生きる人々。「この街と人が今日もどこかに存在する」という小さな希望のような光が感じられる作品群です。

本展は、ふげん社から2026年3月5日に発売された新刊写真集『SHORT HOPE』の刊行を記念して開催されるもの。会期中には、大西みつぐさんをゲストに迎えてのギャラリートークや、ギャラリーガイドツアーも実施されます。

元田敬三個展「SHORT HOPE」

会期 2026年3月6日 (金) 〜29日 (日)
会場 ふげん社
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12
時間 12:00〜19:00 (土曜・日曜は18:00まで)
休館日 月曜・火曜・3月20日 (金・祝)
入場料 無料
問い合わせ ふげん社 (TEL 03-6264-3665)

ギャラリートーク 元田敬三×大西みつぐ

日時 2026年3月14日 (土) 14:00〜15:30
会場 ふげん社
登壇者 元田敬三、大西みつぐ (写真家)
参加費 1,200円 (税込)
備考 オンライン配信あり (参加費は会場観覧と同額)
※アーカイブ視聴可能期間は2026年4月12日 (日) まで。
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/260314talk/

ギャラリーガイドツアー

日時 2026年3月21日 (土) 14:00〜14:30
会場 ふげん社
解説者 元田敬三、関根 史 (ギャラリーディレクター)
参加費 無料
申し込み 不要

 

元田敬三 (Keizo Motoda)

1971年、大阪生まれ。1994年、桃山学院大学経済学部卒業。1997年、ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。現在、神奈川県逗子市在住。大阪芸術大学客員教授、専門学校東京ビジュアルアーツ・アカデミー非常勤講師を務める。主な出版物に『渚橋からグッドモーニング』(2021年 ふげん社)、『轟』(2019年 蒼穹舎)、『SUNDAY HARAJUKU』(2012年 omoplata by Super Labo)、『青い水』(2001年 ワイズ出版) など。1996年、第33回準太陽賞受賞。
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