コバヤシモトユキが撮る俳優・東宮綾音の“儚さと強さ” 写真展「夢を紡ぐ」開催

写真家のコバヤシモトユキさんと俳優の東宮綾音さんの写真展「夢を紡ぐ」が現在開催中だ。

本展は東宮さんの事務所所属記念として開催。展示される作品は、コバヤシさんが東宮さんを大阪芸大演劇学部在学時から撮り続けた作品群だ。

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コバヤシモトユキさん コメント

夢を紡ぐ

人を撮る事とはどういう事なのかといつも思います。

写真とは、ポートレートとは被写体の未来を応援するものであってほしいと思います。
私の作品は写る人の夢、見る人の夢を叶えるものであってほしいと切に思い作品を撮っています。

この作品「夢を紡ぐ」は2020年から3年間、演者・東宮綾音を撮影した作品群です。
二度の尾道での撮影を含み、大阪芸大、狭山池博物館、スタジオ、林芙美子邸、での作品を主に選択しています。

作品はライカM10 M10Rで撮影、尾道編はペンタックス67中判フィルムカメラで撮影。全てデジタルアーカイバルプリントになります。

まだ何もない学生時代から、稀有な儚さと強さが混在する表現力を見つけました。
その後、関西では駅ばりの公共広告に出るなど顔が知られる存在になっていきました。

大阪芸大に出演する芝居「メリリーウィーロールアロング」を見た時、私の予感は的中したと思いました。
脇役ながらも舞台になくてはならない大きな存在感を示し、それは将来の俳優の道を示すのに充分なものでした。

俳優・東宮綾音の夢を見たのです。

私はこの夢を大切に紡ぎたいと思ったのです。
紡ぐという意味には他を巻き込むという意味もあります。

みなさんと今、大きな一歩を踏み出した俳優・東宮綾音の夢を共有できたら幸いに思います。

コバヤシモトユキ プロフィール

1963年生まれ。広告制作会社を経て独立。1994年写真集『トーキョーポートフォリオ』でデビュー。日本人モデルを世界に広げる活動をする。2007年peek2007 ニューヨークのエージェンシーが行う写真家コンペで世界が認める写真家13人に選ばれる。2013年映画『東京シャッターガール』のオムニバスを初監督。ハンブルグ国際映画祭招待作品となる。以降ファッション、広告、グラビアの分野で活動。
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東宮綾音 プロフィール

大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。2022年から本格的に芸能活動を始める。主な出演に、ドラマ『拾われた男』(Dsiney+/NHK)、『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(NTV)。ミュージックビデオにPenthouse「閃光花」、chilldspot「Sailing day」。舞台に道頓堀セレブ番外公演『楽屋』など。2023年には、主演映画『チャロの囀り』ほか公開待機作が複数ある。
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東宮綾音×コバヤシモトユキ 「夢を紡ぐ」

会期 2023年3月11日 (土) ~3月19日 (日)
会場 tokyoarts gallery
住所 東京都港区麻布十番3-7-4 麻布六堂2階
時間 12:00〜20:00
休館日 3月14日 (火)
入場料 無料