絶好の天気&絶景のおかげで、気分晴れやか! 足取りも軽快!! おかげで、重量級の組み合わせ「ニコンD3+AF-Sニッコール14-24ミリF2.8G ED」も苦にならない!?
12月の上旬、CAPA1月号の企画の取材(撮影)のため、千葉県の「外房」と呼ばれる地方を訪れた。しかも、ウレシイことに「1泊2日取材」ダヨ! 企画用の撮影は初日にガッツリおこなったので、2日目はD3で外房風景でも堪能しようかナ。…あ、ウソウソ! 今日も企画用の撮影はキッチリやりますがな!(※企画の編集担当「K」が同行しているのよ)…ということで、仕事半分・旅気分半分の状態で、2日目の撮影がスタート。え~、ここだけの話、もちろんココロは旅気分の方を向いてます(笑)。
今回の使用機材は「完全仕事モード」ということで、かなり気合い入ってマス。ボディはもちろん「ニコンD3」。でもって、交換レンズは、AF-Sニッコール14-24ミリF2.8G ED、タムロンSP AF28-75ミリF2.8XR Di、AF-S VRニッコールED105ミリF2.8G、シグマAPOマクロ150ミリF2.8EX DG HSM、APOテレコンバーター1.4x EX DG、AF-S VRズームニッコールED70-200ミリF2.8G※ライトグレー。そして、自前のAiマイクロニッコール55ミリF2.8S。
まあ、その中でも、主に使用したのは(旅気分での房総スナップで)、AF-Sニッコール14-24ミリF2.8G ED、タムロンSP AF28-75ミリF2.8XR Diの2本だけどね~。
船を引き上げるコンクリートの浜に、クリスマス飾りの☆(星)が…あっ、違うナ。干からびたヒトデですナァ(笑)。その様子をライブビュー機能の「手持ち撮影モード」で狙う。縦位置用のシャッターボタンとコマンドダイヤルは使いやすいが、縦に構えた場合、マルチセレクター(十字キー)に親指が届きにくくなる。だから、フォーカスポイント選択はちょっと面倒かも。 ◆ニコンD3 AF-Sニッコール14-24ミリF2.8G ED(24ミリで撮影) Aモード f16 1/200秒 WB晴天 ISO200 JPEG
今日の基本的な設定は、絞り優先オート・WB晴天・ISO200~800、ピクチャーコントロール「スタンダード」、画質モード「RAW+F」…といったところ。まあ、これは特に「今日」に限定した設定じゃないけどね。これらの設定を変更する場合、その項目がある場所(メニュー内)がバラバラなので、けっこう面倒くさい。ニコンのメニュー項目量はハンパじゃないからね~(苦笑)。そういう時に便利なのが、よく使う項目を選んで集めておける「マイメニュー」機能。しかも、順番も自由に変更できるので、自分が使いやすいカメラに仕上げられる。ボクの場合、撮像範囲、アクティブD-ライティング、ピクチャーコントロール、バッテリー残量(ってゆー名称だった?)、などを登録しておいた。
設定項目の多さは“カスタマイズの自由度”を高めるが、その反対に“操作の煩雑化”を生んでしまう。「マイメニュー」は、それが解消できる効果的な機能である。
安房鴨川に程近い小さな漁港。そこをブラブラしながら、漁港風景や青い空や海などを撮影した。上のカットは通常撮影で、下のカットは「アクティブD-ライティング」を最強にして撮影したもの。全体のコントラストは変わらず、日陰になったタンク部分が明るくなっているのがわかると思う。そう、まるでレフ板で光を当てたように。また、太陽の周辺の階調も、下のカットの方がよ~く再現している。 ◆共通データ:ニコンD3 AF-Sニッコール14-24ミリF2.8G ED(24ミリで撮影) Aモード f11 +0.7補正 WB晴天 ISO200 JPEG
実はこの写真、同行編集者Kが撮影したもの。しかも、何も考えずに、ただ構えてシャッターを押しただけ…。「それなのに、こんなにバッチリ撮れるの!? スゴイっ!!」と、本人はしきりに感心しておりました。直前にボクが設定したマイナス補正のままだけどね(笑)。ちなみに装着レンズは、AF-S VRズームニッコールED70-200ミリF2.8G。
とある漁港近くのお寺。小さなお寺だか、境内には色鮮やかな花が咲いていて、なかなかイイ感じである。まるでバラの花のようなサボテンの葉を中心に、カタバミ(?)のピンク色と緑色をあしらって撮影した。 ◆ニコンD3 タムロンSP AF28-75ミリF2.8XR Di(75ミリで撮影) Aモード f11 WB晴天 ISO200 JPEG