機材レポート

驚異の超高感度画質!『キヤノンEOS5D MarkⅡ』

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大幅な画素数アップで、超高感度画質は我慢しなきゃいけないかナ…と思ったら大間違い! 恐るべし、DIGIC4パワー!?

 EOS5Dの約1280万画素から、一気に“20メガオーバー”を果たした『キヤノンEOS5D MarkⅡ』。新開発の約2110万画素フルサイズCMOSセンサーは、マイクロレンズ間のギャップ(隙間)を縮小することで集光効率を高め、常用ISO感度100~6400・拡張ISO50~25600、という驚異のワイドレンジを実現。…で、気になるは、実際の描写性能ですナァ。まあ、詳しい内容はCAPA11月号(10月20日[月]発売)の巻頭特集を読んでくださいな(宣伝宣伝!)

 え~、簡単に結論を述べますと、予想以上の高画質ぶりにビックリしたですよ、いや、マジで! 今回は高感度撮影時のノイズ低減を、一般的な「標準」にして撮影したけど、超高感度画質に定評のあるニコンのD3やD700にも勝るとも劣らない画質だったのヨ(※今回使用したEOS5D MarkⅡボディは「ベータ機」です)。

 ボクが使ってるEOS5Dも高感度画質が優れたカメラだけど、このEOS5D MarkⅡの高感度画質は、それを大きく凌駕する。たとえば、ボクが高感度で風景撮影をする場合、EOS5Dだと「ISO1600が限界かな~」って感じる。でも、EOS5D MarkⅡだと「ISO3200でも十分に使えるな」って感じた。しかも、EOS5DのISO1600の画質よりも安心して使える感じなのだなー。そう、「常用ISO感度100~6400」は大げさな表現じゃなかったのである。う~ん、この高感度性能を目の当たりにしちゃうと、買い替えたくなっちゃうじゃないか~(苦笑)。

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◆キヤノンEOS5D MarkⅡ(※ベータ機) EF17-40ミリF4L USM(17ミリで撮影) Aモード f8 1/30秒 -0.7補正 AWB ISO3200 JPEG

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◆キヤノンEOS5D MarkⅡ(※ベータ機) EF17-40ミリF4L USM(40ミリで撮影) Aモード f5.6 1/10秒 -0.7補正 WB:太陽光 ISO3200 JPEG

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◆キヤノンEOS5D MarkⅡ(※ベータ機) EF17-40ミリF4L USM(33ミリで撮影) Mモード f4 1/5秒 AWB ISO6400 JPEG