この『キヤノン パワーショットS70』は、今から約2年半前に、新宿の中古カメラ店で購入したモノ。別にコレを狙ってた（探してた）ワケじゃないけど、当時の相場よりもかなり安かったので、衝動的に買ってしまった。あ～、目的もナシに中古店に行っちゃダメだぁ～（苦笑）。
まあ、すでに手放したカメラなんだけど、今再びこうやって製品写真を見てると、何だかミョ～な存在感に惹かれてしまう。そう、現在のパワーショットG10とは違うテイストなんだよね。厚みがあってボテッとしたボディだけど、素材や表面仕上げは、けっこう高級感があったナ。ボテッとした金属ボディなので、テーブルなどに無造作に置くと「ゴトッ」という低い音と振動がする。く～っ、たまらんねっ!!（←何に感動してんだか・笑）
思うに、ボクはこの手のスライド式バリアのカメラって好きみたい。う～ん、現在でもこういうスタイルの高級機があってもイイと思うけどナァ。そう、このS70の基本コンセプトや質感を継承しながら…レンズ性能をG10並に引き上げ（S70の広角28ミリは周辺部の乱れが目立った）、撮影スタンバイまでの時間を短縮して、RAW+JPEGで撮影でき、顔認識を含むAiフォーカスを搭載し（現在でもAiフォーカスのない機種がある。どーいうことだ!?）、液晶モニターを2.7～3.0型に大型化して（S70は古いモデルなので1.8型）、当然IS機能を搭載し、ボディの厚みを5～10㍉くらい抑えて…。そんな機種、プリーズ!!
◆キヤノン パワーショットS70 28ミリ相当 Pモード f2.8 1/25秒 ISOオート JPEG