APS-Cサイズの大型センサー(1230万画素)と50ミリ相当のマクロレンズを搭載したユニット「GR LENS A12 50mmF2.5 MACRO」を装着したところ。正式商品名に「50mm」って入れるのはアリなんだろうか? 実際の焦点距離は33ミリなんだけど。う~ん、気持ちはわかるけさぁ…。ま、細かいコトは言いっこなしかナ(笑)。
リコーさんは、毎回“新製品発表会のご案内”をメールで送ってくれるので、都合がつく限り出席させて貰ってます。…でも、今回の『リコー GXR』の発表会(11月10日)は、ちょうど「デジキャパ!」の原稿作業の“最終コーナー”にさしかかっていたので、残念ながら欠席しました。う~ん、ホント残念…。
ということで、現在のところ、この新製品「GXR」に関する情報は、ウェブ上で確認できる範囲にとどまっております。あ~、早く実機を見て・触って・操作して・撮ってみたいモンですなぁ~。
ボクは「リコー GX200」のユーザーで、その使用頻度はかなり高い。「ちょっと気合いを入れて撮りたいけど一眼レフの気分じゃないナ」という時にも使うけど、圧倒的に多いのがカメラやレンズなどの製品撮影。製品全体を撮るなら、他のカメラ(一眼レフ、コンパクト、問わず)でも問題ないけど、細かい部分の撮影だとGX200が圧倒的に有利! 広角側で1㌢まで寄れるだけでなく、望遠側(72ミリ相当)で4㌢まで寄れる。だから、適度な距離を保ちながら、カメラやレンズとかの細かいパーツや表示のクローズアップ撮影が可能になるのだなー。
…でも、高感度画質が泣き所なのよネ(苦笑)。ISOオート設定だと「ISO154」まで感度アップするけど、けっこうノイジーになるので、製品撮影にはキツイかなー、と。かといって、最低感度のISO64だと、屋外の手持ち撮影ではキビシイ状況が増えてくる。
そういうワケで、GX200ユーザーのボクが「GXR」を買うとしたら、まずは「RICOH LENS S10 24-72mmF2.5-4.4 VC」のユニットを選ぶだろうナァ(もちろん、興味深いのは「GR LENS A12 50mmF2.5 MACRO」の方だけどね)。このユニットって、レンズやセンサーサイズは基本的にはGX200と同じなんだけど、気になるのは「Smooth Imaging Engine Ⅳ」の性能。GX200の画像エンジン「Smooth Imaging Engine Ⅲ」との実力差(高感度時の画像処理性能)はどのくらいのモノなのか? ああ、発表会に出席してたら質問してたんだけどなぁ…。
…まあ、そのあたりのチェックはともかく、来週あたりに銀座の「RING CUBE」に行って、先行展示中の「GXR」を触ってこようかナ~。
細かい部分の製品撮影や、小さい花のクローズ撮影には欠かせない「GX200」。高感度性能がもう少し良好だとウレシイんだけどねぇ…。