機材レポート

雨の降る日に、久しぶりに“気合いモデル”を手にして物思う『ニコン クールピクス8400』

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このクールピクス8400(E8400)のデザイン、お世辞にも「カッコイイ」とは言い難いが(笑)、手にした時の剛性感は、ミドルクラス以上のDシリーズ並。だから、ボクは勝手に「クールピクス最後の気合いモデル」と呼んでいる。

 う~っ、昨日(17日)の東京は、ずっと雨が降り続いて、底冷えのする日だったねぇ。…とか言いながら、実は自宅から一歩も外に出ていない(笑)。まあ、外出したくなる天気や気温じゃなかったけど、仕事部屋にこもって原稿書き続けていると、やっぱ外に出たくなってくる。そう、たとえこんな天気&気温でもね…。

 はいはい、戯言はこれくらいにして、とっくに締め切り過ぎてる原稿、サッサと書き上げちゃいなさいよ(苦笑)。さてと…。1時間原稿書いて、15分休んで、また1時間原稿書いて、15分休んで…。うわーっ、もう限界! トイレ&ネットでニュースチェック&受信メールの確認だけの“15分休憩”なんてもうイヤっ!!

 ということで、気分転換を兼ねて“最近ご無沙汰”のカメラを取り出してチェックしてみようかナ。嗚呼、危険な脱線だ(苦笑)。機材棚の奥の方に、普段使わないコンパクトデジカメ一式を収納した中型バッグがある。「んんーっ」と右手を伸ばして、バッグのジッパーを開いて、ゴソゴソとバッグ内を探る。…おっ、手応えアリ!

 その“確かな手応え”を感じたカメラは『ニコン クールピクス8400』であった。このカメラは、広角24ミリをカバーする光学3.5倍ズームニッコールレンズを搭載する、高機能タイプ(高級コンパクト)の800万画素機である。発売されたのは2004年10月だから、5年以上前のモデルになる。…で、中古カメラとして売られていた、この8400を買ったのが2007年1月(以前に、このブログに書いたよネ)。

 1.8型バリアングル液晶モニターの小ささや、操作時のレスポンスの悪さ(遅さ)とか、さすがに古さは隠せない。でも、少し大きめでホールド感が良好なマグネシウム合金製のボディを手にすると「ああ、この剛性感&充足感、現在のクールピクスでは得られないよなぁ~。そう、たとえP6000でもね」と、つくづく感じてしまう。

 そういえば、この8400、購入から1年くらい経ってから修理に出したっけ。画面周辺あたりの描写が怪しいからサ。で、ちょっと高い修理代を払って“レンズユニットごと交換”。わははは、我ながらよくやるなぁ~。

 そんなコトを思い出したら、何だか久しぶりに使いたくなっちゃったヨ、この『ニコン クールピクス8400』が。ん~、そうだなぁ。今やってる仕事が一段落ついたら、D300やD5000と組み合わせて、どこか撮りに出かけようかナ。

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2007年1月、購入直後に“雪の陸羽東線”の旅とかに持って行ったっけ…。