機材レポート

新フォトスタイルの表現力は? コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

「LUMIX S5」なら、写真も映像も軽快に撮影できる

鉄橋の赤錆びた質感を力強く描写

赤錆びた鉄橋のボルトにフォーカスした。光学ローパスフィルターレスによる高解像性能と立体感が素晴らしい。ザラリとした表面の質感や、ボルトや鋲など硬質なモチーフを見たままに表現した。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!
パナソニック LUMIXS5 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 絞りF8 1/400秒 ISO200 WB : オート フォトスタイル : スタンダード

強力な手ブレ補正で夜のスナップも安心

さまざまな照明が入り交じるライティングでも、「LUMIX S5」は関帝廟の微妙な色合いを表現してくれた。階段途中の手持ち撮影が必須のカメラポジションでも、手ブレ補正機能により安心してスローシャッターを切れる。標準ズーム20-60mmの、絞り開放から画面の四隅までシャープに描き出す描写力も気に入った。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!
パナソニック LUMIX S5 LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 絞りF3.5 1/30 秒 ISO200 WB : オート フォトスタイル : スタンダード

LUMIXらしく高品質な動画を手軽に撮影可能

LUMIX S1」から受け継いだ高感度性能に加え、パナソニック製シネマカメラ「VARICAM」に搭載している独自技術により、ノイズを抑制した映像クオリティを実現。もちろんフォトスタイルを生かした動画も撮影できる。

■フルサイズセンサーをコンパクトに搭載

2420万画素のフルサイズCMOSセンサーの高い描写力と高感度性能をコンパクトなボディに搭載。光学設計に優れたL マウントは選択肢も増え、レンズ選びの楽しさも広がっている。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

■写真も動画も強力な手ブレ補正機構

ボディ内手ブレ補正で5.0段分、ボディとレンズが協調する「Dual I.S. 2」対応レンズであれば最大6.5段分の補正効果が得られる。さらに動画では、手持ちの固定アングルでの撮影中の手ブレを抑える「手ブレ補正ブースト」により安定した構図が保てる。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

■操作しやすいボタン配置が嬉しい

シャッターを押す右手人差し指1本でWB、ISO感度、露出補正ボタンを操作できる。一段低く配置された赤い「REC」ボタンによりスチル撮影中でも瞬時に動画撮影をスタートできるのも良い。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

■機材がコンパクトだから機動力を発揮できる

「LUMIX S5」、20~300mm域をカバーする標準ズームと望遠ズーム、さらに単焦点レンズの計3本をコンパクトなショルダーバッグに収納できるから、軽快に移動しながらスナップ撮影を楽しめる。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

■撮影時もそれ以外でもバランスが良く疲れない

LUMIX S5」はSシリーズ最小、最軽量。標準ズーム20-60mmをつけてもお辞儀したりせず、重量バランスは理想的。長く持ち歩いても疲れにくい。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

■ブリージングが抑制されたSレンズ

動画撮影に対応した光学設計と鏡筒内部構造の最適化により、Sレンズは動画撮影時にピント位置を変えると微妙に画角が変化するブリージングを抑制している。動画の自然なフォーカス表現が可能だ。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

■ファームウェアアップデートでS5がより便利に進化

2020年12月に最新のファームウェアVer.2.1が公開された。「L.クラシックネオ」「L.モノクロームS」の搭載のほか、AFモード「1点」での自動認識AFの対応や、Cinema4K動画の対応など細かく進化している。

コンパクトなフルサイズ「LUMIX S5」で早春の横浜をスナップシューティング!

ファームウェアVer.2.1について、詳しくはこちら。
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5/fwup.html

 

 

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