手持ち撮影もこなせる中望遠マクロ「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」
キレイな丸ボケと逆光の輝きが印象的
早朝の光が森に差し込み新緑が輝いていた。絞り開放で背景がキレイな丸ボケとなり、カエデの葉脈の模様もくっきりと捉えられた。後方から強い光が差し込んでいるにもかかわらず、ゴーストやフレアのないクリアな仕上がりである。
ブレを排除し精緻な描写で等倍撮影
白い清楚な花を咲かせるアナベルを最短撮影距離まで近づいて撮影した。被写界深度を確保するためF11まで絞り込み、三脚を使ってブレを防ぐことで、花弁の模様や柱頭の質感までくっきりと捉えた。
フィールドで使いやすい
レンズ先端から約14cm先にあるアナベルを、三脚を使って等倍撮影。フードを付けても余裕がある。風が止んだ瞬間にピントを合わせ、素早くシャッターを切ることで細部までシャープに仕上げた。
色収差を抑え画面周辺まで高画質を実現
EDレンズ3枚、非球面レンズ1枚を採用している。色収差が抑えられていて色にじみが少なく、Zマウントの恩恵もあって、S-Lineの名に恥じない周辺まで高い解像感が得られる。
撮影情報を確認できるレンズ情報パネル
DISPボタンを押すと表示が切り替わり、F値、撮影距離、撮影倍率などを確認できる。近接撮影では、おおよその距離にピントを合わせてからAFを動作させるとスムーズだ。