機材レポート

ライカレンズ売ってコレ買った! AFニッコール50ミリF1.4D 編

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このAFニッコール50ミリF1.4Dの外観は…。う〜ん、特にコメントすべき点はナイかなぁ(苦笑)。あ、少しあった! F1.8Dと比べると、フォーカスリングのローレットが1列じゃなくて2列で、距離表示がきちんと「窓タイプ」デス!

 先日、M型ライカ用の望遠レンズを中古カメラ店に委託で出して、無事に「ン万円」で売れちゃいました。さあ、その代金で一眼レフ用のレンズを何か買おう! 何を買おう!? …あ、そこまで考えてなかったわ(苦笑)。メインで使っているのは、キヤノンとニコンなので、その中から選んでみようかナ。どちらも標準ズームはあるし、マクロレンズもある。キヤノンは広角ズームが欠けてるから、EF17〜40ミリF4L USMが欲しいけど、そこまでの予算はナイ。う〜ん、どうしようか?

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冬場の“枯れた風景”に鮮やかさを添えてくれるサザンカの花。アップめに撮るには、ググッと接近しなくちゃいけない。さあ、十分に接近したので、絞りを開放F1.4に設定して撮ろう。ほら、このシャープ&ボケの大きさ、標準ズームとはひと味違う描写でしょ?

 しばし考えたら、ありましたヨ! ボクのラインナップで欠けてるレンズが!! それは「ニコンの標準レンズ」。MFタイプのAiマイクロニッコール55ミリF2.8は持ってるけど、現在はデジタル一眼レフがメインなので、やっぱAFタイプも欲しいよなぁ〜。以前はAF50ミリ1.8Dを持ってたけど、経済的な事情により、なんかと一緒に売っちゃった(苦笑)。でも、また同じレンズを買うのもシャクだしなぁ…。ということで、今回はワンランク上のF1.4を選んだ。そういえば、今までいろんなニコンの標準レンズを買ってきたけど“AFタイプのF1.4”を買うのは初めてだな。意外〜っ!

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MF時代から使用してきた標準レンズ用フード「HN-5」を持ち出して装着。このフード、現行品のスプリング式「HR-2」とは違って、確実に装着できるねじ込み式。

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温室内の薄暗い場所にカメラを向ける。鬱蒼とした植物の中に、謎ちっくな動物を発見!! (笑)薄暗い場所でも、積極的にノンストロボで撮りたくなる…。抜群に明るいレンズを持っていると、そういう心境になるよね〜。

 意外と言えば、この標準レンズ『AFニッコール50ミリF1.4D』、意外と「品薄」なのね。新宿西口の大手量販店のBとYを当たってみたところ、Bは品切れ中(東口店にはあるらしいが)で、Yは残り1〜2本だった。そのYで購入して、自宅に帰ってD200に装着してフィーリングをチェックする。あ、サイズや材質感などは、廉価版のF1.8Dとそんなに変わらないネ…。でも、F1.8とF1.4の「2/3絞りの差」は、開放付近に設定する際の“ゆとりの差”を感じる。それと、MF時のフォーカスリングの感触も、若干F1.4の方が優れているような気がする。

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標準ズームをメインレンズにしながら、焦点距離が被る50ミリも持参する…。その意味や違いが分かる人に使って欲しいねぇ、50ミリF1.4というレンズは。

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これまた温室内で撮影。何の変哲もない観葉植物に対して、F1.4開放による「前ボケ」を意識しながらアプローチ。緑の葉の前に被さるボケた黄緑色の葉が、幻想的な雰囲気を生み出してくれるのサ。

 現在、ボクが使用している標準ズームは、デジタル専用が「シグマAF17〜70ミリF2.8-4.5」。あ、ここで訂正&おわび! 少し前、このレンズを取り上げた際「純正の18〜70ミリと比べると、開放値が広角側も望遠側も約半段ほど明るい」って書いちゃったけど、正しくは「広角側が約半段ほど明るい」デス。ここで訂正しちゃいます。ゴメンなさい。…で、フィルム兼用が「AF-S VRズームニッコールED24〜120ミリF3.5-5.6G」。どちらも大口径タイプじゃないので、F1.4の明るさを持つコンパクトな50ミリは、撮影領域を広げてくれるし、大口径レンズ特有のフワッと軟らかい描写が楽しめる。レンズ本体も画角も平凡だけど、使い込んでみると実に味わい深いレンズなんですワ!