ライカの世界観をギュッと凝縮したライカのスマートフォン。その第3世代機「Leitz Phone 3」が登場した。新しくなった機能とデザインを紹介しよう。
Leitz Phone 3
メインカメラに有効約4720万画素の1インチCMOSセンサーを搭載し、約190万画素の測距用センサーを装備する。レンズは大口径の超広角19mm相当で、開放F値はF1.9。512GBの大容量ストレージを搭載し、6.6インチのOLEDディスプレイを採用。国内限定モデルで、ソフトバンクが独占販売する。2024年4月19日発売。ソフトバンク直営店での販売価格は、195,696円 (税込)。
ライカらしさを実現する「Leitz Looks」が大幅に進化した
ライカの全面監修によるスマートフォン「Leitz Phone (ライツフォン)」の第3世代モデル「Leitz Phone 3」が2024年4月19日に発売される。これまでと同様、日本限定販売のモデルでソフトバンクが独占発売する。
高級コンパクトカメラ並みの有効4720万画素 1インチセンサーや35mm判換算で19mm相当の超広角レンズは従来機種を踏襲する。「Leitz Looks」では、ライカを代表する2本のMレンズに6段階の可変絞りを採用して、絞りの効果をシミュレートできる。「Noctilux 50mm」ではF1.2からF8までの7段階の可変絞りを採用した。
「Leitz Looks」のフィルターには、鮮やかでダイナミックな色彩の「VIVID」と、コントラストをより鮮明にして影を明るくする「ENHANCED」を追加。カラートーンも充実して、写真撮影の幅が大きく広がっている。
ほかにも一部のライカカメラに搭載されている歪み補正機能「ライカ・パースペクティブ・コントロール」や、絞り値やISO、シャッタースピードなどのパラメータを表示する「ウォーターマーク」を追加するなど、機能面での強化も図られている。
バッテリーは5000mAhの大容量バッテリーを採用。メモリーはROM 512GB / RAM 12GBを搭載。さらに最大1TBまでのmicroSDメモリーカードに対応するなど、大量に撮影しても困らない仕様になっている。「Leitz Phone 3」は、カメラ並みの機能を備えたスマートフォンと呼べるだろう。
注目ポイント
レザー調のダイヤモンドパターンを採用
背面デザインにレザー調のダイヤモンドパターンを採用して、精悍で高級感のあるイメージに仕上がった「Leitz Phone 3」。側面のローレット加工と合わせてホールド感が向上しただけでなく、指紋がつきにくく、傷も目立ちにくくなったのは、嬉しい進化と言えるだろう。
可変絞りの採用で背景のボケ具合などをコントロールできるようになった
「Leitz Looks」では「Summilux 28mm」「Summilux 35mm」「Noctilux 50mm」の各レンズ描写に加え、それぞれ絞りの調整機能を採用する。
2種類の色調フィルターを新たに搭載
「Leitz Looks」のフィルターには、ダイナミックな色彩の「VIVID」と、コントラストをより鮮明にして影を明るくする「ENHANCED」の2種類を新たに追加した。
同梱のロゴ入りレンズキャップはシックな艶消しブラックに
専用アクセサリーとして、「Leitz」のロゴが刻印されたマグネット式レンズキャップとシリコン製の保護カバーが同梱される。レンズキャップは艶消しブラックになった。
作例
■Leitz Looks「Summilux 35mm」で撮影
■Leitz Looks「Summilux 28mm」で撮影
■Leitz Looks「Noctilux 50mm」で撮影
Leitz Phone 3 主な仕様
カラー ライカブラック
OS Android 14
CPU Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform 3.18GHz+2.8GHz+2.0Hz Octa core
ディスプレイ 約6.6インチ WUXGA+ (2730×1260ドット) Pro IGZO OLED
メインカメラ
有効約4720万画素 CMOSイメージセンサー、絞りF1.9、焦点距離19mm (35mm判換算)
有効約190万画素 測距用センサー、14ch スペクトルセンサー
サブカメラ
有効画素数約1260万画素 CMOSイメージセンサー
絞りF2.3、焦点距離27mm (35mm判換算)
内蔵メモリ ROM 512GB、RAM 12GB
外部メモリ microSDXCカード (最大1TB)
バッテリー容量 5000mAh
サイズ 約77×161×9.3mm (最厚部 12.1mm)
重量 約209g