ファインダー内蔵「EOS M5」が登場した今、あえて注目したいっ! 電子ビューファインダーEVF-DC1を装着した「EOS M3」。その合体ロボ感、イカス!! …まあ、買っちゃったからには、自分で鼓舞するしかないかな、と(笑)。
ABランクのEOS M3ボディ(主要付属品付き、元箱なし、取説はコピー):32,400円。ABランクのEF-M22ミリF2 STM:11,880円。Aランクの電子ビューファインダーEVF-DC1:16,200円。合計60,480円也。ちなみに、この店で同じ製品を新品で買うと、合計92,900円になる(※いずれの価格も税込)。
新品は高価で手が出ない。または、すでに新品では販売されてない。そういう場合は、中古品を扱う店に行くことになる。…だけど、これがアブナイ。探し物は見つからなかったのに、気がつけば衝動的に“何かの中古品”を買ってしまっている。あるある! あるよね〜、そういう事って。
今回、ボクが衝動的に買ってしまったのは『キヤノン EOS M3』。我ながらナゼ!? いやぁ、中古店に行くまでは、まったくそういう気はなかったんだけどね。ちなみに、EOS M3ボディと一緒に購入したのは、大口径広角の薄型パンケーキレンズの『EF-M22ミリF2 STM』と、『電子ビューファインダーEVF-DC1』。締めて6万円強。5万円を超える衝動買いって、何となく“やっちまった感”があるなぁ(苦笑)。
さて、ここでこのカメラの概要を説明しておこうかナ…。「キヤノン EOS M3」は、2013年に発売されたEOS M2の後継モデルで、約2420万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC6を搭載…と、絵作りの根幹部を大きく進化させたミラーレスカメラである(EOS M2は約1800万画素CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC5を搭載)。そして、手動ポップアップ式の内蔵ストロボや、アナログ操作で視認性にも優れる露出補正ダイヤルなどが搭載された。前出の外付けファインダーも装着して使用できる。タッチパネル対応のワイド3.0型チルト式液晶モニターも採用され、さまざまなポジションやアングルの撮影が快適におこなえる。発売は2015年3月。
EOS M3の液晶モニターにはチルト機構が備わっているので、自分撮りにも対応できる。だけど、電子ビューファインダーEVF-DC1を装着していると、それが邪魔になってくる。だ、大丈夫。EVF-DC1をチルトさせれば何とか対応でき…てるのか、コレ? めちゃ死角がある(苦笑) まあ、取り外す手間を考えると、死角の発生も止む無し。ただし、液晶モニターの表示を自分撮り用に反転させるためには、モニター表面をEVF-DC1の取り付け部に接するくらい引き寄せる必要がある。うう〜、モニター表面にキズがつきそう。表面に保護シール貼らなきゃね(※後日、貼りました)。
もちろん、携帯性を重視する用途(他のシステムカメラのサブ機として携行、小さなバッグに収納…など)では、EVF-DC1を取り外して携行した方が良い。そうすれば、厚さ23.7mmのEF-M22ミリF2 STMとの組み合わせと相まって、非常に便利な“高画質が期待できる組み合わせ”になってくる。
今回、衝動的に手を出してしまったEOS Mシリーズ。さて、今後どのように“システム構築&活用”していこうかねぇ?
「EOS M3ボディ+EF-M22ミリF2 STM」という最小限の組み合わせ。さすがに「パナソニック LUMIX DMC-GM5+12-32ミリ」あたりと比べると大きいが、それでも携帯性はかなり良い感じ。
◆キヤノン EOS M3 EF-M22ミリF2 STM 絞り優先オート F2 1/1000秒 +0.3補正 WB:オート ISO100
◆キヤノン EOS M3 EF-M22ミリF2 STM 絞り優先オート F5.6 1/320秒 WB:オート ISO100