日本最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット106」(C106) が2025年8月16日・17日に東京ビッグサイトで開催されました。東京は連日最高気温が35℃の猛暑日の中、サークルの参加スペースは延べ約2万2700スペース。2日間の来場者数が約25万人と大盛況となり、暑さと推しの熱気に包まれた夏コミらしいイベントとなりました。
CAPA CAMERA WEBは最終日 (2日目) に、企業ブースを中心に取材。タムロンから新たにマウントが追加されるAPS-Cミラーレスカメラ対応の高倍率ズームレンズ「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」を持ち込んで、コスプレイヤーやコンパニオンを実写してみました。今回はカメラボディを「キヤノン EOS R10」にしたので、キヤノンRFマウント用を使用しました。発売は2025年9月26日です。
「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」は、焦点距離18~300mmをカバーし、35mm判換算の焦点距離は、28.8~480mm相当 (RFマウント) となります。広角から超望遠までさまざまな焦点域をレンズ1本で撮影できるのは、取材現場ではかなり重宝します。

また、今回のイベントのように大勢のファンが詰めかけるようなシチュエーションで、なかなか被写体に近づけない場合でもグッと寄った撮影ができます。ブースによって被写体との距離もバラバラで、ズームしたり引いたりを繰り返していましたが、フォーカシングはとてもスムーズでした。

撮影した写真に関しては、肌の露出も多いことからRAW現像でレタッチを行っています。撮影したままの状態ではないことをご了承ください。
また、屋内の企業ブースを中心に撮影を行ったため、GODOXのクリップオンストロボ「V860 III」を使用しています。
「V860 III」の出力は76Ws。発光モードはTTL、マニュアル、マルチに対応。20〜200mmに対応するズーム機能を搭載しています。リチウムイオンバッテリーを採用し、フル発光でも約1.5秒の高速チャージが可能です。フル充電で約480回 (フル) の発光が行えるということで、今回も光量を調整しながら300枚以上撮影しましたが、まだまだバッテリーは残っていました。

『CAPA』の表紙にも登場した東雲うみさんもサークル参加。グッズ購入には長蛇の列ができ、さすがの人気ぶり。購入者へ丁寧に声をかけたり、手を振ったりと、ファンとの交流を楽しんでいました。

コスプレイヤーやコンパニオンを一挙紹介
コミックマーケットは、サークルだけではなくゲーム系からアニメ、漫画、グッズ制作など数多くの企業ブースが出展。会場内は推しのグッズなどを求めるファンで大混雑となっていました。公式コスプレイヤーが登場するステージも大人気。そんななか撮影できた一部のコスプレイヤーやコンパニオンを紹介します。
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