機材レポート

実写チェック!「キヤノン EOS R6 Mark III」進化のキモ AF&連写性能を徹底検証

【操作性Check】「EOS R6 Mark II」からの変化を確認する

EOS R6 Mark III 実写チェック後編
EOS R6 Mark III (左)、EOS R6 Mark II (右)

「EOS R6 Mark III」ボディの外観、操作性は、ほぼ「EOS R6 Mark II」と同じだ。外観的な違いは、左肩のタリーランプと、ネームプレートの文字、RATEボタンの下に「COLOR」の表記、モードダイヤルにS&F (スロー&ファストモーション動画) ポジションが新設といった程度。それ以外はHDMI端子がType Aに、ダブルスロットの一つがCFexpress TypeBになり、このCFexpress Type Bスロットを搭載した影響か、グリップ部の握りが少し太くなっている。

■ボディ背面とカードスロット比較

EOS R6 Mark III 実写チェック後編
EOS R6 Mark III (左)、EOS R6 Mark II (右)

■HDMI端子比較

EOS R6 Mark III 実写チェック後編
EOS R6 Mark III (左)、EOS R6 Mark II (右)

■「RATE」ボタンは撮影時「COLOR」ボタンに

EOS R6 Mark III 実写チェック後編
EOS R6 Mark III

操作ボタンやダイヤルのレイアウトや基本的な機能割り当て、メニュー構成もほとんど変わっていないので、従来の「EOS R6 Mark II」から「EOS R6 Mark III」に乗り換えても、買ったその日から迷わず操作できるのは◎。こっそり買い換えても、家族にバレるリスクは少ないかも (笑)。

ただし、バッテリーは「LP-E6P」が標準に。従来の「LP-E6MN」や「LP-E6N」でも電源は入るものの、プリ撮影やスマホとの連携、一部の動画機能など使用できる機能が制限され、バッテリーの持続時間も短くなる。「LP-E6」は使用不可だ。

EOS R6 Mark III 実写チェック後編
バッテリーは「LP-E6P」に。

 

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