VANGUARD (バンガード) から、撮影機材を安心して持ち運ぶための機能性と、アウトドア環境での耐久性を備えたカメラバッグシリーズ「ALTA ADVENTURE (アルタアドベンチャー)」が新登場。CP+2026でのお披露目を前に、3つのスタイルで持ち歩けるショルダーバッグ「ALTA ADVENTURE PS20L」を使うことができた。

※本記事で使用した製品は開発中の試作品です。実際の製品仕様と⼀部異なる場合があります。
大容量ながら軽量で撮影現場での使いやすさにも配慮
「ALTA ADVENTURE PS20L」は、撮影機材と日用品をまとめて持ち運ぶことを想定したミドルサイズのショルダーバッグ。アウトドアから街中まで、幅広く対応する。少し光沢のある素材感と、シンプルで洗練されたデザインで、高級感のあるルックスに仕上がっている。
ミドルサイズといっても、奥行きがあるため一目見た印象はやや大きめ。だが実際に持ってみると、見た目よりかなり軽量に感じる。見るからに収納量は多そうだ。

開けてみるとイエローのインナーボックスが目に入る。インナーボックスはクッション性が高く、とてもしっかりしており、衝撃に強そうだ。大容量を生かして仕切りの自由度も高い。本体からインナーボックスを取り外して使用することもできる。

仕様では、容量20Lでカメラ1台+レンズ5本を想定した収納量だが、箱型の形状によるものだろうか、それ以上に機材が収納できそうな大きなスペースに感じる。



バッグ上面にはファスナーがあり、フラップを全開にしなくても機材に直接アクセスできる。素早くカメラを出し入れできて便利だ。

バッグ上面がワイドで、素材にもある程度強度がある。カメラを一時的に置いておいたり、この上でメディアやバッテリー交換といった簡単な作業なら十分行うことができる。

ショルダー、メッセンジャー、バックパックの3WAY
さまざまな状況に合わせて使えるように、ストラップの取り付け方法は3WAY仕様になっている。
■ショルダーバッグスタイル
最も基本的な肩掛けスタイル。素早く下ろして撮影に入ることができる。ショルダーベルトのパッド部分は、肩の形に合わせた非対称なタイプと、大きくストレートなタイプの2種類を付属する。


■メッセンジャーバッグスタイル
3点止めストラップをつなげて斜めがけすると、メッセンジャーバッグスタイルになる。ショルダーバッグスタイルからさらに体にフィットして、とても動きやすくなる。カメラの出し入れもしやすい。

■バックパックスタイル
ショルダーベルトの接続方法を変えると、バックパックスタイルになる。両手をオープンにして移動したいときなどに便利に使える。ただし肩にはクッションがないので、短時間向きのスタイルだと感じた。

そのほかの注目ポイント
■三脚を装着可能
バッグ前面に、三脚を取り付けるちょっと凝った仕掛けがある。ハンモック状のホルダーを引き出して、その裏面の面ファスナーで三脚を巻き、フラップのストラップで固定できるのだ。意外なほど安定するうえに、包まれ感があって移動時にあまり気を使わずに済む。

バッグ底部に付属の2本の短いストラップを接続することで、かさばる上着などをくくり付けたりと、アイデアを生かして便利に使える。

■ノートPC専用ポーチ
14型までのノートPC、または13型までのタブレットを収納できる専用ポーチを搭載。自由に取り外しでき、こちらも単独で十分使用可能だ。

■レンズやペットボトルが入るサイドポケット
サイドポケットは開口部がゴムベルトで収縮するので、レンズを一時的に入れたり、ペットボトルの収納などに使いやすい。

■レインカバーが付属
このバッグにはレインカバーが付属しており、急な雨にも対応できる。


機動力も収納力もある頼もしいカメラバッグ
実際に使ってみると、何より収納量の多さが印象に残った。機材をたくさん持ち歩きたい人には最適なカメラバッグと言えるだろう。ただしバッグ自体は軽量だが、カメラ、レンズ、PCとどんどん入れていくと、容量より自分の体力が先に根を上げるので、あまり詰め込みすぎないように注意。
気に入ったのは、メッセンジャースタイルでは大きめのバッグが暴れず安定すること。ハードだったり、慌ただしい撮影に、機動力と収納力を発揮してくれる頼もしいカメラバッグだ。

VANGUARD ALTA ADVENTURE PS20L 主な仕様
容量 20L
外寸 幅380×高さ300×奥行き250mm
内寸 幅360×高さ280×奥行き200mm
内寸 (インナーボックス) 幅340×高さ260×奥行き160mm
質量 約2kg
付属品 インナーボックス (仕切り7枚)、ショルダーストラップ、底部固定用ストラップ ×2、スタビライザーストラップ、ノートPC用スリーブ、レインカバー
〈協力〉株式会社ガードフォースジャパン 〈文・写真〉稲葉利二