機材レポート

深掘りレビュー! ソニー「α7 V」の強みと弱みは? 他機種とガチ比較で画質を徹底検証

チェック② 高感度画質

ノイズを抑えつつどれだけディテールを保持できるか?

高感度画質も検証してみた。単にノイズが少なくても、ディテールがのっぺりと塗りつぶされた高感度画質では意味がない。できるだけ実際の撮影結果に近づけるため、被写体はマガモの剥製。最低感度のISO100で解像していた羽根の模様が、高感度でノイズを抑えつつどれだけディテールを保持できるのか? というのがポイント。

これも、「α7 V」だけでなく「α7 IV」「α7C II」「α1 II」の4機種でガチ比較してみた。ダイナミックレンジのテストと異なり、すべて適正露出の撮って出しJPEGを比較。シャッター方式はメカシャッター (電子先幕 [入] )、高感度ノイズ低減は [標準]、クリエイティブルックは [ST] で、明瞭度のパラメータを [0] に設定した以外は工場出荷時設定のままだ。

■ISO100

α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α7 V
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α7 IV
α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α7C II
α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α1 II

最低感度のISO100で撮影したものが、それぞれの機種で再現できる最高の細部描写性能だ。羽根のシャドー部の色味に若干の違いはあるが、約3300万画素の「α7 IV」「α7C II」「α7 V」の羽根の解像はほぼ同じ。画素数で優る約5010万画素でローパスフィルターレス仕様の「α1 II」はより羽根の細部まで解像できている。

■ISO1600

α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α7 V
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α7 IV
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α7C II
α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α1 II

ISO1600になると、エッジの際立ちが少し損なわれるものの、どの機種もISO100と比べて羽根の細部の解像はまだまだ保たれている。

■ISO6400

α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α7 V
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α7 IV
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α7C II
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α1 II

ISO6400になると、羽根の模様が密集している低コントラスト部分が少し不鮮明になってきて、約5010万画素の「α1 II」の優位性も揺らぎ始めてくる。

■ISO12800

α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α7 V
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α7 IV
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α7C II
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α1 II

ISO12800に突入すると、どの機種も羽根の細部がベタッとツブレてきて、「α7 V」以外はシャドー部の彩度の低下が目立ってくる。

■ISO25600

α7 V 深掘りレビュー【画質編】
α7 V
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α7 IV
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α7C II
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α1 II

ISO25600では、羽根の模様がほぼわからなくなり、1枚1枚の羽根の境目も不鮮明。特に「α1 II」は解像も彩度もグズグズで、せっかくの高画素が台無しだ。細部の解像は損なわれているものの、ノイズの少なさやシャドー部の彩度が保たれている点では約3300万画素モデルに軍配が上がり、なかでも「α7 V」のシャドー部の色味は好感が持てる。

■ISO51200

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α7 V
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α7 IV
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α7C II
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α1 II

ISO51200になると、どの機種も羽根の描写はボロボロで、羽根もまったく分離できていない。ただ、ノイズはそれほど目立たないので、ヒコーキの機体など細部描写をさほど求めない被写体であれば、積極的に使いたいとは思わないが、縮小してSNSに投稿するくらいにはなんとか通用しそうだ。

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