機材レポート

原稿で缶詰め…でも新製品に囲まれ幸せ?キヤノン・パワーショット『G9』と『A650IS』

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ちょうど1週間前の“箱根への旅”を思い出しながら、仕事部屋でブツ撮り。なんだか涙が出てきそうだヨ。いろんな意味で(苦笑)。

 ええ、タイトル通りでごぜぇます。ここ1週間くらい、原稿執筆に追われて、まともに外出してませ~ん。猛威をふるった台風9号も去って(※被害に合った地域や方々、お見舞い申し上げます)、やっと“写真日和”がやってきたというのに。そんなボクのすぐ横には、新製品の『パワーショットG9』と同『A650IS』がある。ええ、撮ってる暇などありません。執筆のために、雑然とした仕事部屋の内部をテスト撮影するくらいですがな。ヨヨヨヨ…(泣)。

 そういえば、1週間前には完全に仕事モードだけど、箱根まで行ったんだよね。G9を首からぶら下げて、箱根界隈の観光スポットを巡る…。それだけでもう“旅気分”ですわ。ああ、悦楽悦楽~。

 でもって「箱根ベゴニア園」や「箱根湿性花園」などで草花の撮影をする際には、やっぱりバリアングル液晶モニターを搭載するA650ISが便利だった。G7からG9への進化ぶりには感心したけど、A640からA650ISへの進化も見逃せない。モニターサイズは2.5型で同じだけど、その画素数は11.5万画素から17.3万画素にアップ。これはIXYデジタル800ISなどと同等のスペックなんだよね。…それにしても、G9より大柄なボディで装備重量もG9より重くなるのに、ストラップが「1点吊り」なのは納得できませんナー!

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箱根湿性花園にて。色鮮やかな花を、バリアングル液晶モニターを利用してローアングル撮影。色再現や細部描写も良好 (キヤノン・パワーショットA650ISで撮影)

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芦ノ湖の桃源台にて。遊覧船のマストを、210ミリ相当の望遠端で切り取る。絞りは開放だったけど、画面全体が十二分にシャープ! (キヤノン・パワーショットG9で撮影)