機材レポート

待望の手ブレ補正搭載ズームを購入!『タムロンAF28~300ミリF3.5-6.3XR Di VC』

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このAF28~300ミリF3.5-6.3XR Di VCは、従来のAF28~300ミリF3.5-6.3(Model A061)と比べると、1回りは大きくて重い製品である。フィルター径は62㍉から67㍉になってるし、重さも420㌘から555㌘になっている(ニコン用の数値だけど)。でも、EOS5Dボディとのバランスはイイ感じだけどね~。

 先週末、待望のレンズが我が家にやってきた。そう、発売延期になっていたアノ『タムロンAF28~300ミリF3.5-6.3XR Di VC / Model A20』が、ようやく発売されたのだ(延期になる前から、Bカメのネット販売で注文してたのヨ)。タムロン初となる注目の手ブレ補正機能VC(Vibration Compensation)の効果の高さは、約3カ月前の記者説明会ですでに体感済み。…でも、その後に不具合が見つかって発売延期になったワケだから、正直ちょっと心配だった。「何らかの対策を施した結果、手ブレ補正効果が弱まったんじゃなかろうか?」とかね。

 パッケージ内には「A20 使用の際のご注意」という紙が入っていた。そこには、キヤノンマウントは、EOS-1Dsや一部のEOSシリーズ(フィルムカメラ)との組み合わせにおいて、手ブレ補正機能が正常に作動しない、という注意書き。また、三脚撮影する場合にはVCスイッチをOFFに、とも書いてあった。

 とにかく、キヤノンEOS5Dに装着して、そのブレ補正効果をチェックしてみよーっと! お~、けっこう大柄なレンズだなぁ~。フィルター枠からマウント部まで凹凸の少ないフラットな形状なので、そう感じてしまうのだろう。おかげ(?)で、重さはそう気にならなかったけどね。…で、心配していた「手ブレ補正の効果」だが、記者説明会で体感したとおり、とても強力だったので安心した。広角側だとそうピンとこないけど、300ミリとかの望遠側だと、ファインダー像がピタッと止まるのが、とてもよ~くわかるのだ。残念ながら、この土曜と日曜は忙しくて実写できなかったけど、家の中で試しに撮ってみたところ「300ミリで1/15秒くらいなら十分にイケるな」と実感できた。う~ん、外で実写するのが楽しみっ!!

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洗面台の鏡に映った観葉植物を300ミリで撮ってみた。距離は最短(0.49㍍)近くで、シャッター速度は1/30秒。このシーンを3枚ほど撮影したが、いずれのカットもブレがなくシャープに写せた。 ◆キヤノンEOS5D 300ミリで撮影 Pモード f6.3 1/30秒 -0.3補正 ISO400 RAW