機材レポート

ついにE-3がやってきた!! 実写レポート①『オリンパスE-3』

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シンプルで骨太なデザインのE-3ボディ。そのマグネシウム合金の質感や重みから“本気度”が伝わってくる。同時発売の「ZUIKO DIGITAL ED12-60ミリF2.8-4.0 SWD」とのバランスもバッチリ!!

 ついにボクの手元にやってきましたヨ! 『オリンパスE-3+ZUIKO DIGITAL ED12-60ミリF2.8-4.0 SWD』が!! このブログのレポート用に、メーカーから1週間ほどお借りしました。…ということで、しばらく集中的に「E-3実写レポート」をお送りしまーす!

 う~ん、この「E-3+ED12-60」の組み合わせ、かなりボリュームがあって重みも感じますナァ~(合計1385㌘)。でも、シャッターを切ってみると、その音や感触は意外なほど静かで軽快。ボクが持ってるE-510のシャッターは、感触は軽快だけど、甲高い音でちょっとウルサく感じられる。それと比較すると、このE-3のシャッター音は、軽快だけど上質な音で「フラッグシップ機に相応しい」と感じられたね。

 操作性に関しては、従来のEシリーズに慣れてる人なら、そう悩むことなく使えるハズ。スーパーコンパネ表示を見ながらOKボタンでダイレクトに設定に入れる点とか、他社にはない特長も共通。撮影モードなどは、スーパーコンパネ上では切り替えられないので、MODEボタンを押しながらダイヤルで切り替える。この撮影モード切り替えは、ちょっと違和感を感じたね。MODEボタンを押すと、上面のコントロールパネル表示に「P、A、S、M」の撮影モード表示と、連写・ノイズリダクション表示が出るんだけど。パネル上の表示位置は、撮影モードが前で連写は後ろ(マウント側が前)。だから、直感的に前ダイヤルを回しちゃう。ところが、前ダイヤルで切り替わるのは連写。撮影モードを切り替えるのは後ろダイヤルなんだよね。こういった点を、もう少し考慮して欲しかったナ。

 それにしても、大きくてクリアなファインダーと、キビキビしたシャッターは“撮影のリズム”を良くしてくれるよね。しかも、画質モードが「RAW+L」でも、記録メディアへの書き込み速度が速いので、連続的な撮影もストレスなくおこなえる。もちろん、記録メディアによって、その速度は変わってくるけどね。ちなみに、今回使ったのは「トランセンド226x・8GB」。

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実写した場所は、自宅にほど近い神代植物公園。そこで伊達淳一カメラマンと遭遇(彼の自宅も近いので、よくここで遭遇する)。でもって、彼が持っていたニコンD3と、ボクが持っていたオリンパスE-3で、ライブビュー撮りっこ対決(笑)。こっちは2軸可動式ハイパークリスタル液晶モニターなので、超ローポジ&ローアングルで勝負でいっ!

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この時季、神代植物公園は「菊祭り」ムード一色。これは入園口近くに飾ってあった菊。開放絞りで、狙った花の前後を大きくぼかす。ピント精度も良さそうだし、ファインダーもピントの合否がよくわかる。もちろん、画質も良好。AWBも優秀だったし、ハイライト部の白飛びが少なくなった(感じがする)のがウレシイ。 ◆オリンパスE-3 ZUIKO DIGITAL ED12-60ミリF2.8-4.0 SWD(60ミリで撮影) Aモード +0.3補正 f4 1/640秒 AWB ISO100 JPEG