機材レポート

“不憫な”かつての愛用機を再びこの手に!『キヤノンIXYデジタル700』

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元箱付きだけど、リストストラップWS-700が欠品。でもって、取説の一部に破損と汚れアリ…。ま、実用上はさほど問題ないけどネ。

 先日(10日・水曜)の幼稚園の運動会でも“広角~標準域のスナップ撮影”用として活躍した『キヤノンIXYデジタル700』。すでにこのブログでも紹介した、かつて所有していて、すでに手放してしまった「光学3倍ズームの7メガ機」である。そのIXYデジタル700のシャープな描写が印象的だったので「機会があれば、また使ってみたいナァ~」と思っていたところ、とある中古カメラ店で偶然見つけちゃいましたヨ。

 その中古品のコンディションは、ボディ表面には擦りキズが目立ち、付属品には欠品や汚れもある。ランクで言えば「並品の下」といったところかな? でも、レンズの状態はイイし、作動にも問題はなさそう。これで「約1万5000円」ならお得かも。…ということで、本来の買物(新品のキヤノンEFレンズ)と一緒に、このIXYデジタル700も買った。

 IXYデジタル700は、約2年前(2005年9月1日)に発売された機種で、1/1.8型・710万画素CCDや映像エンジン「DIGICⅡ」などの当時の先進技術がウリだった。ボディデザインは前モデルのIXYデジタル600(同年3月発売)を踏襲する、連続曲面で全体を構成する「カーバチャーデザイン」を採用。そして、キヤノンのコンパクトデジタルカメラで初めて2.5型の大型液晶モニターを採用したのが、このIXYデジタル700なのだなー。しかも、従来より視野角が約1.5倍広くなり、、カメラの向き(縦横)に合わせて再生画像の向きが自動的に変わる「縦横自動回転再生」といった便利な機能も搭載された。これは現在のIXYデジタルでもおなじみの機能だけど、この機能があるとないとでは、使い勝手がずいぶん違うんだよねー。

 あ~、この手にした感じ、なんだか懐かしいナァ~。でもって、11.5万画素でちょっと粗い液晶モニター表示も懐かしい(笑)。

 それにしても、今回ボクが買ったIXYデジタル700は、前の持ち主にあまり大事にされてなかったみたい。レンズまわりや液晶モニターのまわりの擦りキズの具合や、マジックで一部を塗りつぶしたバッテリーチャージャー(名前でも書いてたんかい!!)などを見てると、そう感じてしまうのだ。そういうトコロが不憫に感じられ、ついつい買っちゃったんだよね。…で、現在はボクの“コンパクトの主力機”として活躍中デース!

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オリンパスE-510は、シグマ55~200ミリDCを付けっぱなしの“望遠専用機”にした。だから、こういった状況的な撮影は、ぜ~んぶIXYデジタル700でおこなった。キヤノンのデジカメは明るい場所での視認性がイマイチ(暗い)の機種が多いが、DISPボタンの長押しで最大輝度にアップできるので、だいぶ見やすくなる。 ◆キヤノンIXYデジタル700 37ミリ相当で撮影 Pモード f7.1 1/160秒 WBくもり ISOオート L / S.FINE

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以前持ってたIXYデジタル700は、新色の「サテンベージュ」だった。今回買ったヤツは従来からある「シルバーグレー」。このグレーの“無垢な金属”っぽい雰囲気もなかなかイイね。