LUMIXの誕生15周年を迎えるパナソニックの注目は、「GH4」の後継機となる「GH5」の開発発表だ。4K/60Pの動画記録に対応するほか、4Kフォトを超える6Kフォトで約1,800万画素のJPEG画像が切り出せる。また、「LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0」のマイクロフォーサーズレンズ3本も開発発表され、ブースで展示されていた。
ショーケースの中で展示されていた「LUMIX GH5」。詳細なスペック、発売時期などは未定。
4Kフォト、4Kムービーをメインにしたパナソニックブース。
「LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0」シリーズとして12-60mm標準ズーム、8-18mm広角ズーム、50-200mm望遠ズームの3本も参考出展。
ブースに掲示されていたレンズのロードマップには、3本のレンズが2016年以降に発売されることが示されていた。
ブースに設けられたタッチ&トライコーナーでは各種カメラ、ムービーカメラが体験できる。
「LUMIX G80(国内名称はG8)」。4Kフォトのフォーカスセレクト機能を応用したフォーカス合成などの機能を搭載する。
コンパクトなボディに大口径F1.4〜2.8のLEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズを搭載した「LUMIX LX15(国内名称はLX9)」。
LUMIXの15年の歴史を代表的な製品で振り返るパネルが設けられていた。
ブースの一角には、マイクロフォーサーズを紹介するコーナーも設けられていた。
ポートレート撮影を紹介するDVDと4Kフォトを紹介するパラパラブックをカウンターで発見!
P9190094 ブースに展示されていた「GH4R」。動画記録時間のリミッターがない欧州限定モデルで、主要な機能は「GH4」と同等となっている。
「GH5」は動画だけでなく静止画でも最高画質を目指して開発したと語るパナソニック カメラ商品企画課長の伏塚浩明さん。4Kフォトはプロに向けて開発したものだが、8Mの画像では物足りない。6Kフォトの16Mなら問題なく使ってもらえるはずだと自信をのぞかせていた。レンズは8Kを見据えて開発を進めているのだそうだ。