戸村功臣さんが、ソニーXQDカードとニコンD4Sで撮り下ろした作品ギャラリー。高速連写で捉えたトップスノーボーダーたちの滑りを、『CAPA』本誌未掲載分も含めて公開!
肉眼で捉えられない瞬間をイメージどおりに写し取れる
青空を背景に舞い上がる雪煙によって、スノーボードの疾走感や滑りの迫力を狙った。まるでスノーボーダーが雪煙をまとっているかのような一瞬を切り取ることができた。肉眼を超えるシーンの撮影を“最高性能”のXQDカードが支えてくれる。
一瞬のチャンスもより確実にGETできる
2メートルほどの段差から飛び出してくるスノーボーダーをほぼ真下から狙った。立ち位置からはブラインドになっており、背後からの音でタイミングを計る。チャンスはまさに一瞬なので、カメラや記録カードの信頼性は絶対条件。この確実性が大切なのだ。
相手とのコミュニケーションに専念できる
オリンピックをはじめとする競技大会などは別だが、スノーパークやバックカントリーで撮影する際は、相手との緊密なコミュニケーションが必須。トップ選手であるほど、こちらの撮影意図を汲んでベストなターンやエアを決めてくれる。
カードの高い堅牢性はやはり安心感が違う
このときは好天に恵まれたが、降雪時や低温下での撮影も珍しくなく、できれば現場でのカード交換は行ないたくない。XQDカードは64GBや128GBのタイプが揃っているので、容量的にも心配無用だ。耐衝撃性が考慮されている点もありがたい。
頼れる機材が撮影時の五感を研ぎ澄ませてくれる
すぐ脇を滑走していくシーンを広角ズームレンズで捉えた。望遠レンズで狙うよりも見かけのスピードが速くなるので、撮影の難易度はだいぶ上がる。また、相手との信頼関係も不可欠。ゲレンデやスノーパークでは周囲の人たちへの配慮も必要になる。
相手と“セッション”できる快適性が心地よい!
エアトリックを高速連写。小さなキックだったので、広角ズームで低い位置から狙い、高度感が出るよう意識した。書き込みが速く、プレビューもサクサク確認できるXQDカードGシリーズは、私にとって今やなくてはならないメディアといえる。
profile
戸村功臣 Atsushi Tomura
1973年、東京生まれ。15歳で渡米し、大学でファインアート、フォトグラフィーの学位を取得。2000年より、日本を拠点に幅広く活躍している。日本スポーツプレス協会、国際スポーツプレス協会会員。
日本スポーツプレス協会