特集

【CP+2018/エプソン&プリンティングゾーン】吉本芸人もやって来た! エプソンを中心に写真プリントの楽しみ方を提案

プリンターメーカーのエプソンを核に、複数の用紙メーカーなどが集まって「プリンティングゾーン」を形成。大きな注目を集める新製品発表などはなかったが、プリンターや用紙のタイプに応じた使いこなしや飾り方などを提案するブースが目立った。

 

 

エプソン

 

エプソンブースでは、「写真をカタチに」をテーマにカラリオ、カラリオV-editionなど、プリンターのタイプごとのプリントの楽しみ方の提案を行っている。また、作品用プリンターとして定評のあるプロセレクションシリーズについては、作品作りのコツや用紙選択による違いなどを解説。

 

「EP-10VA」などを中心とした、カラリオシリーズの展示として、「写真をまとめる(V-editionシリーズ)」「たくさん印刷する(エコタンクシリーズ)」「みんなで楽しむ(カラリオシリーズ)」という3コーナーを設置。プリンターの特色を生かした使いこなしを提案。プリント初心者や中級者、家族連れなどが、気楽に楽しめるスペースになっている。

 

プロセレクションコーナーは「高画質に写真を見せる」をテーマに、黒い背景を用いた落ち着いた雰囲気のなかで「SC-PX5VII」など、作品印刷のためのプリンターの使いこなしを解説。ベテランカメラマンが熱心に展示や製品に見入っている様子が印象的だった。

 

会場には、プリンターだけでなくプロジェクターの「ドリーミオ EH-TW6700W」も展示。リビングを想定したスペースに映像を映写。大画面映像が手軽に楽しめる同シリーズの魅力を提案している。

 

写真展示が豊富なのも、エプソンブースの魅力。今回の注目は、吉本興業の人気芸人、COWCOW 善しさん、レイザーラモンHG&RGさん、カラテカ 入江慎也さんの作品を「よしもと芸人的プリント展」として展示。3月1日に行われた「よしもと芸人プリント流行らせ隊決起集会」では、入江慎也さんを除く3名がトークショーと作品発表を行った。入江慎也さんについては、3月4日(日)14:30〜15:10にトークショーが予定されている。

 

芸人4人の作品は、エプソンブースにCP+2018の4日間展示されている。

 

エプソンブースでは、プロ写真家の作品とともに同社主催のフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ」と「mmet up!selection」の受賞作品も展示。3月3日(土)には、ブース内で受賞式も行われる。

 

 

アワガミファクトリー

 

「プリンティングゾーン」には、アワガミファクトリーやマルマン、イルフォードなど用紙メーカーの展示も多数。アワガミファクトリーでは、同社の和紙に、若子jetさんや鹿野貴司さんなど『CAPA』でもおなじみの写真家による写真展示を実施。また、会場でアンケートに答えると、用紙サンプルやプリント方法が書かれたパンフレットなどがプレゼントされる。魅力的かつ高級な用紙だけにぜひ一度、試してみてほしい。

 

 

アスカネット

 

「プリンティングゾーン」には、フォトブックサービスのアスカネットなど、プリント関連企業のブースも多い。アスカネットのブースでは、、フォトブックやプリントサービスを生かした、リビングや子ども部屋などの飾り付けの提案などが行われている。

 

〈写真・文〉河野弘道