マルミ光機から新製品「EXUS NDフィルター」が登場。このほか、従来からのEXUSシリーズはもちろん、DHGスーパーシリーズやDHGシリーズなど、同社のほとんどの製品が展示され、その効果などを実際に試すことができるブースとなっている。フィルター径も数多く揃えられ、来場者が持参したカメラに実際に取り付けて試してみることも可能だ。
今回登場の新製品「EXUS NDフィルター」は、静電気に強い、水滴を弾く、指紋に強い(汚れが付きにくい)といったEXUSシリーズの特徴をそのまま生かしたNDフィルターで数多くのフィルター径が用意され、ほとんどの交換レンズに対応する。発売は2018年夏ごろを予定し、価格は未定。
「EXUS NDフィルター」には、従来のデジタルカメラ用フィルター同様、濃さの異なるND8~64の製品のほか、ND4と超高濃度ND500/ND1000のフィルターも用意。より明るいシーンでのスローシャッター撮影が可能になっている。フィルター径は52mm、72mm、82mmの3種類。
NDフィルターの体感コーナー。水辺の風景を映したモニターが用意され、NDフィルターによるスローシャッターの効果が擬似体験できるようになっている。
PLフィルターの体験コーナー。ガラス越しの造花が用意され、PLフィルターのフィルター枠を実際に回転させて効果を確認できる。写真上がPL効果弱、写真下がPL効果強だ。
ソフトフィルターとクロスフィルターの体感コーナー。花や光源などの被写体が用意され、その効果を確認できるようになっている。
「EXUS レンズプロテクト SOLID」の実演コーナー。前回のCP+2017と同じく、ハンマーで実際に衝撃を与え、フィルターの強度を実証するデモを今年も実施。EXUSのプロテクトフィルターがいかに強い衝撃に耐えられるかをアピールしていた。
マルミ光機ブースは、NDフィルターやPLフィルター、クロスフィルターなどのコーナーに分けて、それぞれの効果体験ができる展示が中心。
〈写真・文〉河野弘道