AF-S(シングルAF)とは、ピント合わせの方式を決めるフォーカスモード(AFモード)に設けられたモードのひとつ。シャッターボタン半押しでレンズが駆動し、ピントが合うと停止して、指を離すまで固定されている。風景や建物など、静止した被写体を撮るのに適したモードだ。
名称や表記はメーカーによって異なる。多くのメーカーではAF-SやAFS、S-AFなどと表記され、キヤノンでは「ONE SHOT」となる。
オリンパス OM-D E-M10 Mark IIIのフォーカスモード画面。名称は「シングルAF」で、表記は「S-AF」。
パナソニック LUMIX GF10のフォーカスモード画面。名称は「AFシングル」で、表記は「AFS」。