フラッシュのコマンダー機能は、複数のフラッシュの発光量などを離れたところからコントロールできる機能だ。コマンダー機能に対応した内蔵フラッシュを装備したデジタル一眼なら、ワイヤレスフラッシュ機能を搭載するフラッシュを使うことで利用できる。
内蔵フラッシュにコマンダー機能が搭載されていないデジタル一眼の場合は、オプションのコマンダー装置を使用する。これらの多くはデジタル一眼のホットシュー(アクセサリーシュー)に差し込んで使う。
コマンダー機能を使えば、カメラとフラッシュが離れていても発光させることができる。高価な専用機材がなくても、多灯ライティングが可能だ。
ニコンD7100のコマンダーモードの設定画面。複数のフラッシュの発光モードと補正量をカメラ側で操作できる。
キヤノンのコマンダー装置。最大5グループまでのフラッシュを制御できるスピードライトトランスミッター ST-E3-RT。
コマンダー装置はカメラのホットシューに取り付けて使用する。