東芝メモリのSDメモリカードを使う写真家「エクセリア アンバサダー」の作品づくりへの取り組みを紹介。写真の永遠のテーマのひとつでもある「女性の美しさ」に、ウエディング写真家・安澤剛直さんと、華道家と写真家の2つの顔を持つ勅使河原城一さんが「EXCERIA PRO」とともに挑んだ!
一度きりの人生の晴れ舞台をEXCERIA PROで確実に記録する – 安澤剛直 –
安澤剛直さんは、画一的だったウエディングフォトにドラマチックなイメージを取り入れ、新しい波を作り上げた写真家。今回、伝統と新しさを併せ持つ和装ウエディングフォトにチャレンジした。
袖の動きでアクティブさをプラス
幾重にも重なる婚礼の和装は特にポーズの変化がつけにくい。色打掛の姿を広角レンズであおることで、袖に迫力と動きを出したかった。動きのあるシーンを狙って連写するときにはカードの高速性能を実感する。
キヤノン EOS 5D Mark III シグマ 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art 絞りF5.6 1/200 秒 ISO200 WB:太陽光 モデル:美鈴 ヘアメイク:齋藤京子
モデル本人は大きく袖を振れないので、左右から支えてもらい、袖の動きを作った。足元に敷かれた緋毛氈は常に持ち歩いている。
国産メーカーならではの高い信頼性がある
同じような写真が多かったウエディングフォトに、新郎新婦2人の物語や思いをドラマチックに描くという新しいスタイルを確立した安澤さん。同じ志の人たちと協会を創設したり、定期的に勉強会を開催するなど、ウエディングフォト業界の向上に尽力している。
「若い写真家が勉強会に来てくれるようになったりして、ウエディングフォトも以前の画一的なものからだいぶ変わってきています。最近は写真が身近になったぶん、こだわりのある依頼が増えていますね。今回は、伝統的な和装の中に現代風のヘアアレンジを加えたりして、遊び心のある新しい雰囲気を出そうと考えました。
ウエディングは撮り直しができず、寄せられる期待も大きいので撮影時のプレッシャーは相当なもの。結果として『頼んで良かった』と言っていただけるよう、撮影以外のことは忘れて撮影に没頭したい。メディアをEXCERIA PROに変えて以来、どれだけ撮影を繰り返してもエラーやトラブルは経験したことがないですね。その絶大な信頼が僕を支えてくれています」
光に満ちた廊下で白無垢を印象的に
撮影は格調高い日本家屋で行なった。長い廊下にキレイな光が満ちあふれており、純白の白無垢が引き立つように望遠ズームでスタンダードなカットを狙った。
キヤノン EOS 5D Mark III EF70-200mm F2.8L IS II USM 絞りF4 1/100 秒 ISO320 WB:太陽光
和装は基本的にポーズが限定されてしまう。そのかわりに袖の形や布の重なり具合などを自ら調整、衣装の隅々にまで気を配る。
静謐な空間に存在を際立たせる
伝統を感じさせる玄関の佇まいが美しかった。奥行きを生かして、凛とした雰囲気の写真を撮りたかった。やや暗めの空間がモデルの存在を一層際立たせてくれた。
Phase One A/S Schneider LS 80 mm F2.8 絞りF2.8 1/40秒 ISO200 WB:オート
「どこで、何を、どのように撮るか?」安澤さんは事前の撮影計画を念入りに練る。また進行には常に細心の注意を払い、予定通りに終わらせることに留意している。
東芝 EXCERIA PRO™ SDHC/SDXCメモリカード(SDXU-Dシリーズ〈N502〉)
256GB / 128GB / 64GB / 32GB
最大読み出し速度 270MB/s
最大書き込み速度 260MB/s
[インターフェース]UHS-II
[スピードクラス]ビデオスピードクラス90 / UHS スピードクラス3 / SDスピードクラス10
▼詳しくはこちら!
https://jp.toshiba-memory.com/product/sd/sdxud/index_j.htm
プロフィール
安澤剛直(Takenao Anzawa)
1975年、東京生まれ。博報堂フォトクリエィティブ退社後、雑誌撮影などを経て渡米し、丸山晋一氏に師事。2006年An’z Photographyを設立。2009年11月株式会社アンズフォトに改名。2012年一般社団法人日本ウエディングフォトグラファーズ協会設立に従事し、初代会長に就任。現在理事。
http://www.anz-photo.com
EXCERIA PROの「安心感」が絵作りに集中させてくれる – 勅使河原城一 –
勅使河原城一さんは華道家と写真家という2つの顔を持つ異色の写真家。4月にイタリアのミラノで行なわれた「ミラノサローネ」を舞台に、花と女性をモチーフにした幻想的な世界を見せてくれた
ヨーロッパの優しい光が花と女性を際立たせる
イタリアで靴を作っている貴族、エドアルド・ジャルディーニ氏が広大な邸宅を撮影に提供してくれた。ヨーロッパは緯度の関係なのか、コントラストが柔らかくなだらかで、光がキレイだ。
ニコン D800 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED F5.6 1/100 秒 ISO100 WB:太陽光 モデル:佐藤美央里(sister managemen) メイク:EriUmezu ヘア:Yohei Kuroshima
EXCERIA PROにはデータ復旧ソフトが1年間無料で使えるクーポンが付属する。「そもそもトラブルがなく使ったことはないのですが、リカバリーソフトが付いてくることにメーカーの志を感じます」(勅使河原)
「ミラノサローネ国際家具見本市」は毎年4月にミラノ市内で行なわれる。勅使河原さんは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科と企業による共同プロジェクトの会場空間のディレクションを担当した。
今メディアケースにあるのは東芝メモリのカードのみ
自らの作品を残すため写真を始め、やがてプロとして広告やファッションを手掛けるようになった勅使河原さん。
「今回、ミラノまで桜を運んで空間の演出をすることになり、和と洋のクロスオーバーを強く意識しました。『Flowers』と呼んでいる花と女性をモチーフにした写真を撮ることになり考えたのが、空間をどう構成するかということ。花と写真は構図の作り方がよく似ている。また、花は生け終わった瞬間から朽ちていくので、スピード感が大事。写真撮影も天候や光の状態を見て瞬時の判断が求められる。やはりライブ感やスピード感を重視しています。
そのためにはメディアも重要。EXCERIA PROを使い始めたころ、ダンサーを連写で追い続ける仕事があって、4枚の64GBを一気に使い切りました。とにかく書き込みが高速でトラブルがなく、非常に感動したことを覚えています。以来、一度として問題が起きたことがなく、他の人からも聞きません。経験の蓄積から来る大きな『安心感』。当たり前のように使えるその凄さが、絵作りに集中させてくれるんです」
はるか遠くミラノに咲いた桜の花
ディレクションを手掛けた会場の中央に、桜の枝を日本から約200本持ち込んで巨大なデコレーションを生けた。せっかくなので桜の花が満開になるタイミングを狙い、桜の中に埋もれてもらって撮影した。
ニコン D800 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED F8 1/125 秒 ISO100 WB:太陽光 モデル:佐藤美央里(sister management) メイク:Eri Umezu ヘア:Kiyoe Correggiari
モノクロでファンタジックかつ退廃的に
ジャルディーニ氏の邸宅は窓が高く、庭に抜ける光がとても美しかった。カラーではヌーディで刺激的になりすぎるため、ファンタジックで退廃的な雰囲気が出るように、モノクロ写真とした。
ニコン D800 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED F5.6 1/100秒 ISO200 WB:太陽光 モデル:佐藤美央里(sister managemen) メイク:Eri Umezu ヘア:Yohei Kuroshima
東芝 EXCERIA PRO™ SDHC/SDXCメモリカード(SDXU-Dシリーズ〈N502〉)
256GB / 128GB / 64GB / 32GB
最大読み出し速度 270MB/s
最大書き込み速度 260MB/s
[インターフェース]UHS-II
[スピードクラス]ビデオスピードクラス90 / UHS スピードクラス3 / SDスピードクラス10
▼詳しくはこちら!
https://jp.toshiba-memory.com/product/sd/sdxud/index_j.htm
プロフィール
勅使河原城一(Joichi Teshigahara)
1973年、東京都生まれ。華道家(草月流)の家系に生まれ育ち、1996年より華道家の活動を開始。その後、作品を自分の手で残したいという想いから独学で写真を学び、2004年より写真家としての活動を始める。いけばな、現代アート、ファッション、ビューティー、写真を包括した活動を精力的に行なっている。
http://teshigahara.net
〈協力〉東芝メモリ株式会社
https://jp.toshiba-memory.com/