動物たちが繰り広げるドラマにEXCERIA PROが集中させてくれる – 井上浩輝 –
北海道の動物や美しい風景作品で魅了してくれる動物風景写真家・井上浩輝さん。一期一会の野生動物たちを撮るための心構えを教えてくれた。
飛び立つ瞬間にわずかに沈み込む動きを予測
オオワシはたいへん警戒心が強いので、目立たないよう遠目からこっそりと狙う。彼らは高いところから風上に向けて飛び立つのだが、飛んだ瞬間に少し沈み込むので、あらかじめその動きを予測して撮る必要がある。
ソニー α9 FE 400mm F2.8 GM OSS 絞りF2.8 1/1600秒 -0.7補正 ISO100 WB:マニュアル
(北海道・野付半島)
SDXU-Dシリーズは高速なため、連写の書き込みが速くバッファフルになることが少ない。井上さんは突然訪れる“次”に備え、バッファをいっぱいにしないよう注意して最高の一枚を逃さないよう心がけている。
動物たちの最高の場面を絶対に撮り逃さないために
北海道を舞台に、優しい視線で野生動物の見せる表情や自然界ならではのドラマを追い続けている井上浩輝さん。
「動物を描くのはもちろん最優先ですが、動物写真は背景が重要。動物がどんなに美しい光景にいるのかをできるだけシンプルに撮り、伝えたいと思っています。風景から写真を撮り始めたので、美しい背景は常に意識しています。
EXCERIA PROは、256GBの大容量、高速であることが魅力です。動物に出会うと高速連写することが多いので、あっという間に容量を使ってしまいます。目の前で彼らの最高の場面が展開されているときに、容量がいっぱいかもと心配したり、実際にカード交換していてはチャンスを逃してしまいます。残量がなくなるリスクを減らしたくて、とにかく高速で大容量なメディアが欲しかったんです。
さらに、エラーやトラブルに遭遇したことがありません。メディアを気にせず撮影に集中力を与えてくれる。いつ出会えるかわからない動物の撮影では、それが何より大切なのです」
赤く燃える夕焼けでより印象的情景に
夕方になるといろいろな動物が出てくる。日没近くにエゾシカの群れを発見。一部分だけが猛烈に赤く輝いていた空が背景になる場所まで走り、シカの角がシルエットになるように自分の位置を決めた。
ソニー α9 FE 400mm F2.8 GM OSS 絞りF2.8 1/1000秒 -1補正 ISO200 WB:マニュアル
(北海道・野付半島)
動物撮影は基本的に“待ち”が多い。運次第ですぐ会えることもあれば、何日も出会えないこともざら。井上さんは400mm前後の望遠レンズを主に使用し、動物たちとの出会いの瞬間を待っていた。
東芝 EXCERIA PRO™ SDHC/SDXCメモリカード(SDXU-Dシリーズ〈N502〉)
256GB / 128GB / 64GB / 32GB
最大読み出し速度 270MB/s
最大書き込み速度 260MB/s
[インターフェース]UHS-II
[スピードクラス]ビデオスピードクラス90 / UHS スピードクラス3 / SDスピードクラス10
▼詳しくはこちら!
https://jp.toshiba-memory.com/product/sd/sdxud/index_j.htm
プロフィール
井上浩輝(Hiroki Inoue)
1979年、北海道生まれ。北海道のほぼ中央「写真の町」東川町在住。風景写真の撮影から、次第にキタキツネを中心に動物がいる北国の美しい風景を追いかけるようになった。野生動物や風景など「いま生きている光景」にレンズを向けている。
http://northern-island-colors.com/