特集

北海道の大自然をEXCERIA PROが写真と動画で雄大に描き出す!

東芝メモリのSDメモリカードを使う写真家「エクセリア アンバサダー」の作品づくりへの取り組みを紹介。タイムラプスクリエイター・清水大輔さんと動物風景写真家・井上浩輝さんがそれぞれの表現で、雄大な北海道、道東の魅力に迫った!

井上浩輝・清水大輔×EXCERIA PRO

 

道東の大自然を舞台にジャンルの違う2人が共演撮影

撮影で北海道を訪れる機会がなかった清水さんを、今回、井上さんが招いて道東を撮影して巡ることとなった。

 

清水大輔さん
清水「今回の旅で北海道をとても好きになりました。さまざまな場所を春夏秋冬に訪れてみたいですね」

 

井上浩輝さん
井上「私は動物たちがどれほど美しい風景の中にいるのかを伝えたいんです。それにしても極寒の環境でも長時間の撮影を淡々と行なう清水さんの忍耐強さはすごい。撮影時の真剣さと撮り終えたとき見せてくれる笑顔にギャップがあって、そのON、OFFの差からステキなタイムラプス動画が生まれるんだなと、ワクワクしました」

 

清水「豊かな自然とタンチョウの美しさを見て、動物が本来の姿でのびのび生きているこの姿が本当の自然なんだなとあらためて思いました。今回、動物の美しさを教えていただけて感動しました。実現できるかどうかはとても難しい課題でしたが、井上さんが写真で見せてくれた美しさをタイムラプス動画で表現してみました」

 

 

動物風景写真家・井上浩輝さんはタンチョウの飛び立つ瞬間を追う

目覚めたタンチョウが、餌場に向けて飛び立ち始めた。一度に7羽もの群れになることは少ない。「現場の記憶から色合いを仕上げているが、清水さんの動画と偶然にもまったく同じ色合いになっていて驚きました」(井上)

 

(C)井上浩輝
ソニー α9 FE 400 mm F2.8 GM OSS 絞りF2.8  1/1600秒 -2補正 ISO640 WB:マニュアル(北海道鶴居村)

 

(C)井上浩輝
躍動感ある伸びやかな翼が朝日にきらめく
次々にタンチョウが飛び立ち、そのうちの2羽が偶然レンズに向かってきた。タンチョウは近づくとかなりの大きさで迫力がある。
ソニー α9 FE 400 mm F2.8 GM OSS 絞りF2.8 1/1600秒 -1.7補正 ISO160 WB:マニュアル(北海道鶴居村)

 

 

タイムラプスクリエイター・清水大輔さんはタンチョウの目覚めを動画で狙う

薄闇の中、川面で静かに眠るタンチョウたち。やがて夜明けとともにあたりが黄金色に輝き始めると、タンチョウたちも少しずつ動き出し、新しい1日が始まる。朝の静寂さにより印象的な映像を作りだすことができた。

 

ニコン D850 AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR 絞りF5.6 1/100秒 ISO400 WB:マニュアル(北海道鶴居村)

 

 

■タイムラプスとは何だろう?

清水大輔×EXCERIA PRO
特定の間隔で撮影した静止画をつないで、映像として見せる撮影技法が「タイムラプス」。撮影にはインターバルタイマー撮影機能を使用する。カメラを固定して記録するタイムラプスに対して、人間が歩いて一人称目線で撮影する「ハイパーラプス」と呼ばれる技法もあり、清水さんはこちらの第一人者でもある。動画変換にはアドビ After Effectsを使用している。

 

清水大輔×EXCERIA PRO
1秒の動画制作に30枚の素材が必要なタイムラプス撮影は一度に数千枚を撮影することも珍しくない。今回、清水さんは256GBを5枚、128GBを1枚使用。一方、動物を高速連写することが多い井上さんは256GBを6枚使用し、早めの交換を心がけている。

 

 北海道の大自然をEXCERIA PROが写真と動画で雄大に描き出す!
野付半島、屈斜路湖など、道東を撮影して巡った。2人とも普段は単独での仕事が多いので、当日はお互いの撮影を見学したり、クリエイティブな談義をして、それぞれが刺激を受けていた。

 

東芝 EXCERIA PRO™ SDHC/SDXCメモリカード(SDXU-Dシリーズ〈N502〉)

東芝 EXCERIA PRO
256GB / 128GB / 64GB / 32GB
最大読み出し速度 270MB/s
最大書き込み速度 260MB/s
[インターフェース]UHS-II
[スピードクラス]ビデオスピードクラス90 / UHS スピードクラス3 / SDスピードクラス10

▼詳しくはこちら!
https://jp.toshiba-memory.com/product/sd/sdxud/index_j.htm

 

 

 

動物たちが繰り広げるドラマにEXCERIA PROが集中させてくれる – 井上浩輝 –

北海道の動物や美しい風景作品で魅了してくれる動物風景写真家・井上浩輝さん。一期一会の野生動物たちを撮るための心構えを教えてくれた。

 

飛び立つ瞬間にわずかに沈み込む動きを予測

オオワシはたいへん警戒心が強いので、目立たないよう遠目からこっそりと狙う。彼らは高いところから風上に向けて飛び立つのだが、飛んだ瞬間に少し沈み込むので、あらかじめその動きを予測して撮る必要がある。

(C)井上浩輝
ソニー α9 FE 400mm F2.8 GM OSS 絞りF2.8 1/1600秒 -0.7補正 ISO100 WB:マニュアル
(北海道・野付半島)

 

井上浩輝×EXCERIA PRO
SDXU-Dシリーズは高速なため、連写の書き込みが速くバッファフルになることが少ない。井上さんは突然訪れる“次”に備え、バッファをいっぱいにしないよう注意して最高の一枚を逃さないよう心がけている。

 

動物たちの最高の場面を絶対に撮り逃さないために

北海道を舞台に、優しい視線で野生動物の見せる表情や自然界ならではのドラマを追い続けている井上浩輝さん。

「動物を描くのはもちろん最優先ですが、動物写真は背景が重要。動物がどんなに美しい光景にいるのかをできるだけシンプルに撮り、伝えたいと思っています。風景から写真を撮り始めたので、美しい背景は常に意識しています。

EXCERIA PROは、256GBの大容量、高速であることが魅力です。動物に出会うと高速連写することが多いので、あっという間に容量を使ってしまいます。目の前で彼らの最高の場面が展開されているときに、容量がいっぱいかもと心配したり、実際にカード交換していてはチャンスを逃してしまいます。残量がなくなるリスクを減らしたくて、とにかく高速で大容量なメディアが欲しかったんです。

さらに、エラーやトラブルに遭遇したことがありません。メディアを気にせず撮影に集中力を与えてくれる。いつ出会えるかわからない動物の撮影では、それが何より大切なのです」

 

赤く燃える夕焼けでより印象的情景に

夕方になるといろいろな動物が出てくる。日没近くにエゾシカの群れを発見。一部分だけが猛烈に赤く輝いていた空が背景になる場所まで走り、シカの角がシルエットになるように自分の位置を決めた。

(C)井上浩輝
ソニー α9 FE 400mm F2.8 GM OSS 絞りF2.8 1/1000秒 -1補正 ISO200 WB:マニュアル
(北海道・野付半島)

 

井上浩輝×EXCERIA PRO
動物撮影は基本的に“待ち”が多い。運次第ですぐ会えることもあれば、何日も出会えないこともざら。井上さんは400mm前後の望遠レンズを主に使用し、動物たちとの出会いの瞬間を待っていた。

 

 

東芝 EXCERIA PRO™ SDHC/SDXCメモリカード(SDXU-Dシリーズ〈N502〉)

東芝 EXCERIA PRO
256GB / 128GB / 64GB / 32GB
最大読み出し速度 270MB/s
最大書き込み速度 260MB/s
[インターフェース]UHS-II
[スピードクラス]ビデオスピードクラス90 / UHS スピードクラス3 / SDスピードクラス10

▼詳しくはこちら!
https://jp.toshiba-memory.com/product/sd/sdxud/index_j.htm

 

プロフィール

井上浩輝さん
井上浩輝(Hiroki Inoue)
1979年、北海道生まれ。北海道のほぼ中央「写真の町」東川町在住。風景写真の撮影から、次第にキタキツネを中心に動物がいる北国の美しい風景を追いかけるようになった。野生動物や風景など「いま生きている光景」にレンズを向けている。
http://northern-island-colors.com/

 

 

 

過酷なタイムラプス撮影にEXCERIA PROが安心をくれる – 清水大輔 –

今回、北海道に初上陸となるタイムラプスクリエイター・清水大輔さん。道東の自然は彼にどんなインスピレーションを与えてくれたのだろう?

 

 

数10TBにわたる撮影でも破損やエラーの経験がない

「今回は冬の道東の魅力が伝わるように、1日が朝昼夜と変化するストーリー仕立ての映像になります。北海道の自然を美しく描くことを意識しました。北海道の美しさとダイナミックさは想像以上の衝撃。季節の変化も含め、見たもの全てをタイムラプスで記録したくなりました」と語る日本初のタイムラプスクリエイター・清水大輔さん。

「タイムラプス撮影ではD850で0.5秒おきに20分間撮影することもあります。2400枚にもなるRAWデータを短時間に長く書き込む必要があるので、高速かつ大容量なメディアが必須。以前は頻発していたトラブルが、EXCERIA PROに替えてからは数10TBもの撮影を繰り返しても起こらなくなりました。数値では表しにくいのですが、今までの経験からも、とても信頼できるSDメモリカードです。8K化など、今後はますます高性能なメディアが必要になるはず。EXCERIA PROのさらなる進化に期待しています」

 

清水大輔×EXCERIA PRO
8Kに対応した画像が撮れるため、清水さんは現在、D850を主に使用している。今回は、シグマ 24-105mm F4と12-24mm F4、星空や夜景用にシグマの単焦点14mm F1.8や20mmF1.4。ほかにキヤノンを1セット携行していた。

 

太陽や雲など動きに合わせて撮影間隔を調整

タイムラプスの撮影間隔は1〜4秒ほどに設定することが多い。「太陽や雲などの動きを判断して、タイムラプス動画にしたとき最適な動きが出るよう間隔を設定します」

(C)清水大輔
キヤノン EOS 5D Mark IV EF16-35mm F2.8L III USM 絞り5.6 1/750秒 ISO100 WB:マニュアル(北海道・屈斜路湖)

 

あらゆる季節の折々の姿を残したくなる

「遠い山並みや湖、青空、星空。北海道はあらゆる場所が美しい。いつか四季の変化を追ったタイムラプスに挑戦してみたい」

(C)清水大輔
ニコン D850 シグマ 12-24mm F4 DG HSM | Art 絞り5.6 1/250秒 ISO64 WB:マニュアル(北海道・摩周湖)

 

星空や夜景はタイムラプスの醍醐味

「明かりも少なく最高の星空撮影ができました。夜ともなればマイナス10℃を超える厳寒ですが、天の川まで見える星空の美しさに時間を忘れました」

(C)清水大輔
ニコン D850 シグマ 14mm F1.8 DG HSM | Art 絞り1.8 6秒 ISO1600 WB:マニュアル(北海道・屈斜路湖)

 

清水大輔×EXCERIA PRO
清水さんはタイムラプス撮影中、ストラップをしっかりと持ち続けている。「撮影時間が長く、風などにより三脚が倒れたりすることもあるため、習慣になっています」

 

 

東芝 EXCERIA PRO™ SDHC/SDXCメモリカード(SDXU-Dシリーズ〈N502〉)

東芝 EXCERIA PRO
256GB / 128GB / 64GB / 32GB
最大読み出し速度 270MB/s
最大書き込み速度 260MB/s
[インターフェース]UHS-II
[スピードクラス]ビデオスピードクラス90 / UHS スピードクラス3 / SDスピードクラス10

▼詳しくはこちら!
https://jp.toshiba-memory.com/product/sd/sdxud/index_j.htm

 

プロフィール

清水大輔さん
清水大輔(Daisuke Shimizu)
1976年、福島県生まれ。日本初のタイムラプス・ハイパーラプス専門クリエイター。自然や星空、都市などのジャンルに捉われず、今までの世界に存在しない、ハイクオリティーな映像表現を探求し制作。驚くような映像作品にして次々と世界に発信し続けている。
https://www.ds-timelapse.com/

 

 

〈協力〉東芝メモリ株式会社
https://jp.toshiba-memory.com/