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【カメラ用語事典】ハイレゾショット、リアルレゾリューションシステム

オリンパスの一眼カメラに搭載されているハイレゾショットは、撮像素子を8方向に0.5ピクセル単位で移動させながら8枚を撮影し、それを合成することで高解像画像を生成する機能。16Mセンサーの「OM-D E-M5 Mark II」では約4000万画素相当、20Mセンサーの「PEN-F」では約5000万画素相当の精細感が得られる。

ただし、撮影時に三脚が必要なことや、動きのある被写体には使えないといった制約がある。風景や静物を高精細に表現したいとき役立つ機能といえる。なお、ペンタックスの「リアルレゾリューションシステム」も同種の機能。
 

 

【カメラ用語事典】ハイレゾショット、リアルレゾリューションシステム

【カメラ用語事典】ハイレゾショット、リアルレゾリューションシステム

「OM-D E-M5 Mark II」を使って通常撮影。そして中央部分を拡大した。
 

 

【カメラ用語事典】ハイレゾショット、リアルレゾリューションシステム

【カメラ用語事典】ハイレゾショット、リアルレゾリューションシステム

同機種のハイレゾショットでは、通常撮影の約2.5倍もの画素数が得られるため、被写体のディテールまでを克明に記録できた。
 

 
写真/永山昌克