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ゴールドに輝くレトロな作りのこのレンズは!?【CP+2019】

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」(2019年2月28日~3月3日/パシフィコ横浜)会場から写真でレポート! 注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。

 

【ロモグラフィー】真鍮のゴールドの輝きが目を惹くレトロなワイドレンズ

無数の写真が敷き詰められた異空間を作り出しているロモグラフィーのブース。レトロな作りのフィルムカメラや個性的なレンズが並ぶ中、ひときわ目を惹く金色に輝く小さなレンズが「Lomogon 2.5/32 Art Lens」だ。

 

 
長さ3cm強しかないコンパクトな「Lomogon 2.5/32 Art Lens」は、ヘリコイド式のフォーカスリングでピントを合わせるMFレンズ。真鍮ゴールドの鏡筒はオールドレンズを彷彿とさせ、美しい表面処理に思わずうっとり。付属のレンズキャップも真鍮製だ。

 

 
ユニークなのは外観だけではない。絞り機構も独特。レンズ側面から大きく飛び出した円盤を回すと絞りが変化するのだ。この円盤には大きさの異なる絞り穴が開けてあり、F2.5〜11の5段階に変化する。もちろん完全円形絞りで点光源のボケは美しい。

 

 
「Lomogon 2.5/32 Art Lens」の32mm F2.5というスペックはロモグラフィー創業の製品「ロモ LC-A」(写真左)に由来する。マウントはキヤノンEFマウントとニコンFマウントの2種類が用意され、ボディーカラーは真鍮ゴールド、真鍮ブラック、アルミニウムブラックの3色。現在、クラウドファンディングによるオーダーを受付中(2019年3月28日まで)。

富士フイルムXマウント、ソニーEマウント、マイクロフォーサーズマウント用のマウントアダプターも用意。

 

 
くわしくはこちらを。
https://getnavi.jp/capa/news/287123/
 

 
〈文・写真〉小田切裕介