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このスナイパー感!ユニークだけどデキるレンズ「LAOWA 24mm F14 2X MACRO PROBE」【CP+2019】

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」(2019年2月28日~3月3日/パシフィコ横浜)会場から写真でレポート! 注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。

 

【サイトロンジャパン】「世界初」製品がもりだくさんのLAOWAレンズ

低価格ながら高い性能で最近話題になっているLAOWAレンズ。もうひとつの特徴が世界初、世界唯一という製品を数多く手がけているという点だ。魅力的な製品をリリースするLAOWAのレンズを、サイトロンジャパンブース内LAOWAコーナーで体感してきた。

 

「こんな感じです」と緊張気味にマクロプローブレンズ「24mm F14 2X MACRO PROBE」を構えるのは、サイトロンジャパンで中川光学研究室室長を務める中川さん。特殊な鏡筒設計により、従来のレンズでは不可能だったアングルでの撮影が可能だ。

 

 

「24mm F14 2×MACRO PROBE」レンズの先端は防水構造になっているため、このように水の中に入れて撮影することもできる。キヤノンEF、ニコンF、ソニーFE、ペンタックスKマウントに対応する。

 

 

先端部分には調光可能なLEDリングライトがついているため、穴の中や水中などライティングが難しい場所でも撮影が可能だ。

 

 

2倍マクロから無限遠まで撮影できる「100mm F/2.8 2:1 ULTRA-MACRO APO」(近日発売予定)。マウントによって絞り枚数が違う設計で、7枚(ニコンF、ペンタックスK)、9枚(キヤノンEF)、13枚(ソニーFE)。不思議に思って中川さんがLAOWAの社長に聞いたところ「ボディ側の制約もあったが、ソニーで13枚円形絞りを試してみたかった。」とのこと。

 

 

こちらは富士フイルムの中判ミラーレスカメラGFXシリーズ用として世界最広角となる「17mm F/4 ZERO-D GFX」(近日発売予定)。LAOWAが誇る歪曲収差補正技術によってディストーションを極限まで減らしたという。

 

 

「LAOWA 4mm F/2.8 FISHEYE MFT」。とうとうマイクロフォーサーズ用の円周魚眼レンズも登場する。こちらも近日発売予定。
 

 
〈文・写真〉青柳敏史