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手作りっぽさが妙にイイ。マーブルチョコ的魅力のピンホールボディキャップ

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」(2019年2月28日~3月3日/パシフィコ横浜)会場から写真でレポート! 注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。

 

【広州山城貿易】レーザー照射で作ったメイド・イン・チャイナの「ピンホール ボディキャップ」

CP+には、海外の映像機器メーカーも数多く出展してくる。そんなブースが集まる一角、中国・広州市の広州山城貿易(Guangzhou Dongxie Hardware Technology)のブースで発見したのが、「ピンホール ボディキャップ」だ。

 

【CP+2019】ピン
ホールボディキャップ

レンズを使わずに、針穴(ピンホール)を利用したピンホール写真が撮影できる。ボディキャップ中央にピンホールをあけて自作することもできるが、写真のクオリティを決定するピンホールをキレイな真円であけるのは難しい。

 

 
【CP+2019】ピンホールボディキャップ

「ピンホール ボディキャップ」は、ボディキャップの中央部分の穴に貼り付けた薄さ0.1mmの金属片にレーザー照射で約0.2mmの穴をあけたもの。15回の照射を行って、真円に近いものにしているという。ピンホールでいちばん難しい穴あけにレーザーを使っているので、精度はそれなりに高いように思う。Webサイトで調べると、機種ごとのピンホールの大きさが0.22mm、0.27mmなど1/100mm単位で記されていた。

 

 
【CP+2019】ピンホールボディキャップ

ブースのカウンターに並べられていた、各社のカメラに対応する「ピンホール ボディキャップ」。いずれもCP+会場価格1,000円で販売されていた。
 

 
〈文・写真〉柴田 誠