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【今さら聞けないカメラ・写真用語】「ファインダー視野率・倍率」って何?

いつも何気なく使っているカメラ用語。なんとなくわかっている気がしても、実はよくわかっていない言葉がたくさんある。用語を正しく理解すれば写真仲間と話しも弾むハズ。デジタルカメラにまつわる用語を解説しよう。

 

ファインダー視野率・倍率【ふぁいんだーしやりつ・ばいりつ】

視野率は実画面に写る範囲(写野)に対するファインダーで見える範囲(視野)の割合のことで、写野と視野が完全に一致する100%が理想。従来、一眼レフでは高度な調整作業が必要となるため、高級機のみに採用されるスペックだった。レンズの焦点距離や撮影距離などによって若干変化する。倍率は肉眼で見える被写体の大きさに対するファインダー上の被写体の像の大きさの割合のこと。数字が大きいほど像は見やすいが、カメラの大型化、高コスト化を招きやすい。

 

EOS 90D
▲視野率約100%の光学ファインダーを搭載した「キヤノン EOS 90D