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【今さら聞けないカメラ・写真用語】「ベイヤー配列」って何?

デジタル写真に欠かせないのが専門用語。用語の意味を知ることで、デジタル写真の楽しさが広がるハズ。デジタル写真の画質にまつわる用語を解説しよう。

ベイヤー配列【べいやーはいれつ】

色の情報を取得するために撮像センサー前面に取り付けられているカラーフィルターのパターンのひとつ。RGGBの4画素単位の繰り返し配列で、G(緑)がR(赤)やB(青)より多いのは、人間の目が緑色の光に対して敏感なこと、輝度情報が得やすいことからと言われている。ほかの配列方式のものに富士フイルムのX-Trans CMOSセンサーがある。シグマのFoveon X3センサーは各画素で全色の情報を取り込める3層構造だ。

 

【今さら聞けないカメラ・写真用語】「ベイヤー配列」って何?
▲RGGBの4画素の組み合わせが規則的に繰り返されるのがベイヤー配列。輝度情報が得やすいGが多いのが特徴だ。X-Trans CMOSセンサーは規則性を抑えた配列。Foveon X3センサーは各画素でRGBの全色の情報を取り込める3層構造を採用している。