2019年11月13日(水)〜15日(金)の3日間、千葉の幕張メッセで開催された「Inter BEE 2019」(International Broadcast Equipment Exhibition 2019 = 2019年 国際放送機器展)。音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だが、会場にはアマチュアにおすすめの写真機材も数多く展示されていた。会場で見つけた注目のアイテムやユニークな製品をピックアップして紹介する。
【ケンコー・トキナー】ライティングのバリエーションを広げてくれる「LUME CUBE」用アクセサリーが新登場
メインライトにもアクセントライトにもなるコンパクトなLEDライト「LUME CUBE (リュームキューブ)」シリーズに、多彩なアクセサリーが新登場。2019年11月15日に発売されたばかりのこれらアクセサリーが、さっそくブースに展示されていた。
「LUME CUBE AIR」の本体前面に「モディフィケーションフレーム」を取り付けることで、カラーフィルター、ディフューザー、スヌートなどの光コントロール専用アクセサリーをワンタッチで取り付け可能になる。背面のマグネット部や底面の三脚ネジ穴がふさがれないため、どこにでも装着できる「LUME CUBE AIR」の機動力が損なわれることはない。
光をスポット状にする「スヌート」や、4枚のドアの開閉度合いを調整して光の形と方向を変えることができる「バーンドア」、光の角度をコントロールする「ハニカムグリッドパック」など、小さなサイズながら本格的なアクセサリーがラインナップされている。
アクセサリーの装着はマグネット式となっており、複数のアクセサリーを重ねて使用することができる。照射角を広げて光を柔らかくすることができる「ディフュージョンバルブパック」にカラーフィルターを組み合わせるといった使い方も可能だ。
〈文〉柴田 誠